kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

出た! 産経がまた虚報を炸裂!! 越直美大津新市長は「橋下のようになりたい」なんて言ってない!!!

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120123/waf12012311560008-n1.htm

「期待に応えたい」女性最年少の大津新市長、施政に意欲


 22日に投開票された大津市長選で初当選し、史上最年少の女性市長の座をつかんだ弁護士の越直美氏(36)は一夜明けた23日早朝、大津市のJR石山駅前に立ち、あいさつ。「ありがとうございます」と支持に感謝し、報道陣に「みなさんの期待に応えられるようにしたい」と気持ちを新たにした。

 越氏は白いコートに身を包んでJR石山駅前に姿を見せ、午前7時から約1時間にわたり笑顔で市民一人ひとりに声をかけた。

 大津市の60代のパート社員の女性は「大阪市橋下徹市長のように、税金の無駄遣いをはぶき、大津市を変えてもらいたい」と期待した。

 越氏は「ここははじめて駅立ちした場所。最初はだれも話を聞いてくれなかったが、今は声をかけてもらえる」と市民の期待を実感していた。

 25日に初登庁する。

産経新聞 2012.1.23 11:55)


一見、なんてことなさそうな記事だが、この記事についた「はてなブックマーク」は下記。


はてなブックマーク - 最年少女性市長 「橋下市長のようになりたい」 - MSN産経west


なんと、産経の記事には最初、「最年少女性市長 『橋下市長のようになりたい』」などという見出しがつけられていたのだ。だが、記事のどこを読んでもそんな言葉は出てこない。

大津市の60代のパート社員の女性は「大阪市橋下徹市長のように、税金の無駄遣いをはぶき、大津市を変えてもらいたい」と期待した。

という文章を、勝手に越新市長の発言にすり替えてしまったとしか思えない。

さすがに現在は訂正されているが、産経がわざと間違えたとは言わぬまでも、無意識的な願望が虚報を生み出した、くらいのことは言えるだろう。

なお、越美晴もとい越直美新市長は滋賀県膳所高校を卒業して北海道大学法学部に進み、山口二郎ゼミの出身。市長選では民主党社民党の推薦を受けた。山口二郎は先日テレビ朝日で行なわれた口喧嘩で橋下に負けたが、それはともかく越新市長が「橋下のようになりたい」などと言うはずがないことだけは確かだ。


産経は、どこまで虚報を撒き散らし続ければ気が済むのだろうか。