kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

つわものどもが夢真っ盛り

小沢が活動再開も、連携構想に黄信号+維新互助会に擦り寄る河村、大村 : 日本がアブナイ! 経由で知った読売新聞の記事。


http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20120819-OYT1T00616.htm

河村市長、小沢氏の政治塾で連携を否定


 減税日本代表の河村たかし名古屋市長は19日、新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表が都内で開いた政治塾で講演し、次期衆院選での小沢氏との連携について「申し訳ないが、大阪維新の会や東京都の石原慎太郎知事との連携をまず頑張る」と述べ、否定的な考えを示した。

 出席者からの質問に答えた。

(2012年8月19日21時43分 読売新聞)


へえ、河村たかしって「敵地」でこんな大胆な発言をするんだ。「言いたいこと言い」だというのは以前から知っていたし、それで小沢一郎民主党代表時代にはかならずしも小沢と河村の仲はしっくりいっていなかったはずだが、河村が「減税日本」を立ち上げる前後からは小沢を立てることに徹していた。その河村がこんな発言をするようになったとは、小沢一郎もなめられたものだ。


同じブログには、東国原英夫の「中京維新の会」入りの件も取り上げられている。こちらは朝日新聞から引用する。

http://www.asahi.com/politics/update/0820/NGY201208200011.html

東国原氏、中京維新の会顧問に 橋下氏とのパイプ役か


 愛知県の大村秀章知事が設立した政治団体「中京維新の会」の顧問兼応援団長に、東国原英夫・前宮崎県知事が就任する見通しとなった。20日の定例記者会見で大村知事が明らかにした。

 東国原氏は大村氏の政治塾「東海大志塾」の講師も務めた。大村氏は東国原氏について、「知事として地方分権に実績を上げ、国の形を変える熱い思いを持っている方」と評価した。

 また、大村氏は次期衆院選橋下徹大阪市長の「大阪維新の会」との連携も模索していることから、橋下氏と親交のある東国原氏に、大阪との「パイプ役」となることも期待しているとみられる。

朝日新聞デジタル 2012年8月20日12時24分)


このニュースは、「橋下とのパイプ役」どころか、東国原英夫橋下徹との関係が必ずしもうまくいっていないことを物語っているように私には思われる。

河村たかしは確かに橋下に敬遠されているが、それならと橋下にすり寄った大村秀章も橋下につれなくされている。そんな大村の誘いに乗るとは、さては東国原も、と思った次第である。モテモテ徹クンの本命はあの人、KY「安倍ちゃん」だから、そのほかの人たちはどんなに熱心に声をかけても振り向いてくれないのである。安倍ちゃんの次に脈がありそうな「剛腕」ジャイアン、もとい小沢一郎センセでさえ謁見もなかなかかなわない。

その腹いせか、イチローくんは地元の「裏切り者」に報復しようと躍起になっているらしい。


生活・小沢代表、新党不参加の岩手2議員に「刺客」 :日本経済新聞

生活・小沢代表、新党不参加の岩手2議員に「刺客」
次期衆院選


 国民の生活が第一小沢一郎代表は20日の記者会見で、次期衆院選岩手県内の1区と3区にそれぞれ民主党対立候補を擁立すると発表した。民主党の現職は1区が階猛氏、3区が黄川田徹氏。両氏とも7月に小沢代表らが同党を離党した際に同調せず民主党に残留した。小沢代表は「我々の主張、政治的な立場を異にする。必ず候補者を擁立し、総選挙に向けて全力で努力したい」と述べた。

日本経済新聞 2012/8/20 19:46)


岩手1区はともかく、3区は小沢の「生活が第一」の刺客ごときが黄川田徹に勝てるんだろうか。黄川田氏は2000年の総選挙で保守党から「刺客」を送られながら自由党候補として小選挙区を勝ち抜いた強者(つわもの)だ。昨年の大震災では妻と長男を失った。一方の小沢一郎は、被災地入りをしたのも今年(2012年)に入ってからだった。黄川田徹小沢一郎の確執は、震災の前月に行われた陸前高田市長選で、「減税」をメインの公約に掲げた新自由主義系の小沢派候補の応援に黄川田氏が不熱心だったとして小沢が名指しで批判した頃から続いていると思うが、この陸前高田市長選で小沢派の「減税」候補は、自民党共産党の支援を受けた無所属現職の戸羽太に敗れた。その戸羽市長も震災で妻を失っている。それに引き比べて小沢は(ry

そんなわけで、岩手3区ではそうやすやすと小沢の「刺客」が勝てるとは思えないし、私としては黄川田議員が小沢の手羽先を返り討ちにすることを期待してしまうのである。