kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「政局火遊び」が生み出したモンスター

新聞に載っていた『週刊新潮』のトップ記事の見出しは「『安倍総理』誕生に加勢する『橋下市長』」。朝日新聞4面には「みんなの党分裂へ 3人が近く離党」。さらには「河村氏の離党 維新合流が前提 松井・大阪知事が見解」。

河村たかし(や大村秀章)を呑み込み、渡辺喜美からイニシアチブを奪い、「剛腕」小沢一郎のラブコールにも応えず、担ぐ「軽くてパー」の御輿は安倍晋三橋下徹がいよいよ本性をあらわにしてきた。「改憲」や「戦争」がこれまでとは比較にならないくらいリアルに感じられるようになった。「橋下・安倍連合」は彼らの「政局火遊び」が生み出したモンスター以外の何物でもない。ことここに至ると、自民党総裁において安倍晋三が当選するのではないかとさえ思えてきた。だって、誰が見ても民主党との大連立より「維新」との大連立の方が高い人気を得ることができるからだ。

小沢一郎以下渡辺喜美らによる「政局火遊び」の結末がこの惨状だ。小沢一郎をもてはやしてきた「リベラル・左派」諸氏の責任はきわめて重いし、「脱原発に頑張る橋下市長を応援しよう」と言ったり、あまつさえ橋下のブレーンになった人間に至っては、「A級戦犯」と言わざるを得ない。

いよいよ、「日本滅亡」の劇が開幕した。