http://www.asahi.com/politics/update/1025/TKY201210250235.html
東京都の石原慎太郎知事(80)は25日、都庁で緊急記者会見を開き、都知事を辞職すると表明した。近く新党を結成し、新党代表として次期衆院選で比例区から立候補する意向も示した。会見後、都議会議長に辞表を提出。都知事選は、議長が選管に通知した翌日から50日以内に行われ、民主、自民の両都議団幹部によると、11月29日告示、12月16日投開票で調整している。
石原知事は「今日をもって都知事を辞職する。国会に復帰しようと思っている。新党を立ち上げて仲間とやっていく」と述べた。「最後のご奉公。硬直した中央官僚の支配制度を変えないとダメ。役人と戦っていかないと、この国は沈んで窒息して死ぬ」と語り、憲法改正への意欲のほか、尖閣諸島に船の避難場所が必要との見解を示した。
新党は、石原知事が「応援団長」を務めるたちあがれ日本を母体とし、保守勢力の再結集を目指す。たちあがれ日本の平沼赳夫代表は25日、「解党して、新しい政党を作る」と述べ、来月上旬をめどに所属国会議員5人全員が新党に参加する考えを示した。
(朝日新聞デジタル 2012年10月25日20時43分)
これには呆れた。東京都政の「投げ出し」に過ぎないじゃん。
5年前の安倍晋三と同じ、と書こうと思ったが、よくよく考えたら安倍晋三よりもっとひどい。
なぜって、安倍晋三の場合はまだ「潰瘍性大腸炎」という不可抗力があったが、石原慎太郎の場合はそれさえもないからだ。単なる「職場放棄」に過ぎない。
昨年の東京都知事選で石原に投票した東京の有権者を私は当ダイアリーで「愚民」と書いて大顰蹙を買ったが、今その言葉を繰り返そう。昨年の東京都知事選で石原に投票した東京の有権者どもは「愚民」以外の何者でもなかったと。
私は、日本全体では、東京におけるほど「愚民」の比率が高くないことを願うのみである。但し、大阪には何も期待していないことは言うまでもない。