kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

おいこら亀井静香と河村たかし、「脱原発」を僭称するな(激怒)

これはあまりにもひどい。


http://www.asahi.com/politics/update/1122/TKY201211220799.html

減税日本と反TPPが合流、新党「脱原発」結成


 減税日本代表の河村たかし名古屋市長と「反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党(略称・反TPP)」の山田正彦代表は22日夜、都内で記者会見し、新党の結成を発表した。新しい党名は「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党(略称・脱原発)」。河村、山田両氏が共同代表、亀井静香国民新党代表が幹事長を務める。

 河村氏は会見で「大きな政党をつくることを念頭に置いている」と述べ、他の中小政党とのさらなる合流に意欲を示した。山田氏は「この時期の増税をストップする。弱者のために政治はある」と訴えた。

 新党は「景気・経済の復活」「消費税引き上げの凍結」「脱原発」「自主外交の展開」「環太平洋経済連携協定(TPP)不参加」「沖縄米軍基地問題の解決」などを公約に掲げる。小泉俊明幹事長代理は前衆院議員の参加人数が「10人を超える」と説明した。

 減税日本は2010年に地域政党として発足。その後、国政政党となった。一方、反TPPは19日に山田氏と亀井氏が結成を発表したがメンバーはこの2人だけで、政党要件を満たす条件である「国会議員5人以上」には届いていなかった。

朝日新聞デジタル 2012年11月22日23時36分)


数ある野合政党の中でも、これは最悪の例だろう。石原慎太郎と橋下の場合は権力亡者同士の妄執のなせる業で、理念なき者同士の野合だが、亀井静香河村たかしの野合は、かたや右翼サイドで反自由主義をずっと唱えてきた亀井と、同じ右翼サイドながら「減税」を声高に叫び、2010年の地域政党結成当時は「日本版ティーパーティー」を目指すかの観のあった過激な新自由主義者の河村では、経済政策は水と油のはずだ。その野合というだけでも開いた口が塞がらない。

ましてや、略称が「脱原発」とはなんだ。ついこの間、原発どころか核武装を推進しかねない石原慎太郎と野合しようとして橋下に横槍を入れられて赤恥を晒した河村が、なぜ臆面もなく「脱原発」を看板にできるのか。こういう党名にしておけば選挙で票が稼げるのではないかというあさましい根性がミエミエで腹が立つ。

この政党、広島6区亀井静香の当選だけは動かないだろうが、他の候補は全員落ちてしまえ。維新の怪に刺客を送られて共倒れしてしまえと強く思う今日この頃である。