kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

妄言を競う安倍晋三と橋下:橋下編

タイトルの件、あまりに橋下が妄言を連発するのでついつい書きそびれていたが、少しメモしておく。


http://www.47news.jp/CN/201305/CN2013052101001461.html

橋下氏、慰安婦めぐり政権批判 「何も言わない」


 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は21日、旧日本軍の従軍慰安婦をめぐる自らの発言に関連し「閣僚も、保守気取りで威勢のいいことを言っていた政治家も(外国の批判を恐れ)何も言わなくなった」と述べ、日本維新と距離を取っている安倍政権を批判した。

 同時に慰安婦問題の議論が高まってきたとした上で「今がこの問題を決着できる最大のチャンスだ」と自賛した。

 6月に予定している米国訪問については「関係者との面会が設定できなくても行く。都市政策のために、街並みを感じるのが一番の目的だ」と強調。「ビルの高さ制限や道路の広さなどを感じ取ってきたい」と述べた。

共同通信 2013/05/21 11:39)


http://www.jiji.com/jc/zc?k=201305/2013052100404&g=pol

橋下氏、自民を批判=慰安婦問題「びびっている」


 日本維新の会橋下徹共同代表(大阪市長)は21日午前、旧日本軍の従軍慰安婦をめぐる自身の一連の発言に関し、市役所内で記者団に「安倍政権に入っている『保守系だ』と自分で言ってきた閣僚なども、何も言えなくなってしまった」と述べ、この問題で橋下氏から距離を置いている自民党を批判した。
 橋下氏は「(慰安婦問題について)保守気取りで威勢のいいことを言っていた政治家はみんな、びびったと思う」と指摘。「(自分のように)本気で世界に向けて言ったらどういう状況になるか、全政治家が分かったから、保守気取りの政治家は何も言わなくなった」とも語った。 
 一方、自身の発言が参院選に与える影響については、「僕の持論を丁寧に説明して有権者の皆さんに理解が得られるようになれば、また状況は変わってくるのではないか」と述べた。

時事通信 2013/05/21-12:29)

橋下と安倍晋三以下自民党が同じ穴の狢というのは橋下の言う通りだが、それ以外は開いた口がふさがらない妄言だ。

そして、橋下がとった行動は、アメリカのみに対する「謝罪」だった。「びびっている」とかいう橋下自身の妄言がブーメランとなって橋下自身を直撃した。それに対する反応。


http://mainichi.jp/select/news/20130525mog00m010009000c.html

橋下・日本維新の会共同代表:風俗発言撤回 対米配慮「見え見え」 市民団体なお不信感


 「米軍とアメリカ国民にきちんと、おわびと発言の撤回をしなければいけない」。日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が25日、“軌道修正”に転じた背景には、自身の発言で米国や党内外から予想以上の反発を招いた「反省」から、早期に事態沈静化を図る思惑があるとみられる。一方、この日も従軍慰安婦に関する発言は撤回せず、一連の発言を問題視する関係者の不信は消えない。橋下氏は同日午後、東京都内の維新国会議員団本部で、執行役員会に出席した。【林由紀子、池田知広】

 橋下市長は来月10日から米国視察を予定しているが、米国務省やサンフランシスコ市幹部が橋下発言に不快感を示し、視察の実現が危ぶまれている。大阪市議会から反発が上がるほか、訪米費用差し止めの住民監査請求の動きも出ている。

 自民党のある大阪市議は「一連の発言は参院選に向け維新の支持率回復を狙った確信犯的なもの。独り芝居に振り回される必要はない」と突き放す。

 一連の橋下氏の発言を問題視し、近く大阪弁護士会に橋下氏の懲戒請求を予定する弁護士は「訪米が危うくなってきたのでまずいと思って撤回したのが見え見えだ」と批判。「元従軍慰安婦をはじめ、すべての女性と男性を冒とくしている。米国だけにおわびと撤回するだけでは到底済まされない」と断じた。

 元従軍慰安婦の支援団体「日本軍『慰安婦』問題・関西ネットワーク」の方清子(パンチョンジャ)共同代表は「発言撤回は一歩前進」とした上で「沖縄の市民をはじめ各地の女性たちが大きな声を上げたことで、撤回せざるを得ない状況に追い込まれたのだろう」と分析する。

 今月19日に広島での元従軍慰安婦の証言集会を主催した日本軍「慰安婦」問題解決ひろしまネットワークの土井桂子・共同代表も「米国にだけ謝るのは、人間を差別しているのではないか」と反発。「一連の発言で慰安婦被害者の人々がどれだけ傷ついたか分かっていない」と、改めて従軍慰安婦発言についても撤回を求めた。

毎日新聞 2013年05月25日)


そして、6年前に橋下が投げ放ったブーメランも今頃になって橋下を直撃した(爆)


橋下市長 逆ギレ「懲戒請求の乱用だ」/芸能/デイリースポーツ online

橋下市長 逆ギレ「懲戒請求の乱用だ」


 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長(43)による従軍慰安婦発言に対し、大阪弁護士会所属の複数の弁護士が今月中にも、橋下氏の懲戒を同弁護士会に請求することが22日、分かった。大阪市役所で取材に応じた橋下氏は「表現の自由に対する挑戦。弁護士のやることか。それこそ懲戒請求もんだ」と猛反発した。発言の真意を現在ペーパーにまとめており、今後丁寧に説明するとしたが“同業者”からの批判には真っ向から応戦した。

 国内外から集中砲火を浴びて10日目。退庁時の囲み取材で、この日はいつになく穏やかに、慰安婦発言の真意を今後も真しに説明する姿勢を示した橋下氏だったが、“懲戒”に関する質問が飛ぶとブチ切れた。

 「まあ、これだけ表現の自由が守られている世の中で、表現の自由に対する強烈なプレッシャー、重大な挑戦だ」。

 請求準備を進める弁護士によると、慰安婦発言と、在日米軍に風俗業活用を求めた件は、基本的人権を無視し、女性を差別しているなどと指摘。弁護士法が規定する「弁護士の品位を害する行為」に該当するとしている。同弁護士会は請求を受け、審査の対象とすると判断した場合、懲戒委員会で業務停止や退会命令などの処分を決める。

 橋下氏は97年に同弁護士会に所属。政界進出前の07年には、テレビ番組で山口県光市母子殺害事件弁護団の懲戒処分を呼び掛け、逆に自身が10年に業務停止2カ月の懲戒を受けている。

 橋下氏は「光市事件の時は、具体的に弁護団を指して、懲戒を呼び掛けた行為があったし、いたしかたないかなと思った」としたが「今回は国政全般と歴史認識に関する見解だ。特定個人への名誉棄損でもない。それまで懲戒請求をやるっていうのは、懲戒請求の乱用だ」と反論した。

 国内外からの批判については、27日に日本外国特派員協会(東京)での会見に向け、発言真意をまとめたペーパーを作成中で「ご理解いただけると思う」とした。だが、“同業者”には、ペーパー完成を待つことなく「弁護士がやることか。それこそ懲戒請求もんだ」と撃ち返した。

(デイリースポーツ 2013年5月23日)


記事にある通り、橋下ブーメランは妄言3年後の2010年にも一度橋下を直撃していた。どうやら3年周期で橋下を直撃するらしい。次は2016年だろうか?(笑)