kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

いかがわしい安倍晋三の側近・西村康稔のベトナム買春を相手ホステスが告白(週刊文春)

今日(27日)発売の『週刊文春』に掲載されているらしい。


http://shukan.bunshun.jp/articles/-/2846

安倍側近・西村康稔副大臣
ベトナム買春を相手ホステスが告白!


自民党内で“次世代のエース”と見なされ、昨年12月の安倍政権発足とともに内閣府副大臣に抜擢された西村康稔衆議院議員(50)が、昨年7月、訪問先のベトナムで現地のホステス複数人を相手に買春行為をしていたことが週刊文春の取材によりわかった。

 西村氏はカラオケ・クラブから7人のホステスを連れ出し、自らが宿泊するホテルのスイートルームへ呼び入れたという。その後、7人のうち3人の女性が残り、西村氏は3人を相手に行為に及び、対価として3人あわせて600ドル弱を支払ったという。3人の女性のうち2人が小誌に西村氏との行為を詳細に証言。他にもホテルでの目撃者など複数の関係者が買春を裏付ける証言をしている。

 小誌の取材に対し、西村氏はベトナム出張を認めたが、ホステスらを連れ立って客室に入ったことを否定。さらにカラオケ・クラブへの入店、ホステスらとの性行為、600ドル弱の支払いも否定した。

参院選を控えた安倍政権が“アベノミクスの伝道師”を自任する西村氏のスキャンダルにどう対処するかが注目される。

週刊文春 2013.06.26 18:00)


この記事を知ったのは、アクセス解析によって当ダイアリーの過去記事が参照されていることがわかったため。

サンプロの後半で、谷垣禎一河野太郎西村康稔の三氏が論戦を展開していたが、現在話題になっている河野太郎の長老議員批判はもちろん目についた。しかし、それ以上に私が意外に思ったのは、町村派に所属していた(総裁選立候補のために派閥を離脱)西村康稔が、明確に小泉構造改革を否定したことだ。西村は、河野が都市部選出の議員であり、小泉改革の継承を主張しているが、地方の痛みがわかっていないと言っていた。

しかし、西村康稔兵庫県明石市の出身であり、神戸市の灘高校から東大法学部を出て通産省入りしている。環境・エネルギー関係が専門だったらしく、この分野で通産省時代にどういう仕事をしたのか興味があるが、それはともかく、私の感覚ではこの男を「地方代表の政治家」とみなすことは難しい。

西村で覚えているのは、ライブドア事件の時に、投資事業組合にかかわった噂が流れたことだ。この件は本人が否定して終わりになったが、灘高−東大−通産省出身という経歴とライブドアというと、直ちに思い浮かぶのが村上世彰であり、西村は高校・大学・役所を通じて村上の後輩にあたる。そして、西村は村上ファンド関連会社役員から献金を受けていた(「しんぶん赤旗」が2006年に報道)。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-06-28/2006062815_01_0.html

この記事には、「西村氏が神戸市内で開いた後援会の会合で村上被告が講演するなど、交友関係があったと報じられています」と書かれている。

こんな男がなぜ小泉構造改革を否定できるのか、私にはさっぱり理解できない。一つ指摘しておかなければならないのは、西村が安倍晋三の側近の一人とされていることだ。安倍は、新興IT起業家とのつながりも深く、ライブドア事件の時には現首相の鳩山由紀夫によって、「投資事業組合にかかわった自民党の政治家」として実名を挙げられた。2006年2月12日のNHKテレビ「日曜討論」でのことだが、小泉・安倍が不可侵だった当時の風潮のためか、この鳩山発言は「黒歴史」にされてしまった。なにしろ、鳩山幹事長(当時)がこの爆弾発言を行った当日でさえニュースで取り上げられず、数日後には「偽メール事件」が起きてしまったのだ。

現在も西村は安倍のダミーとして動いていると考えて間違いないだろう。安倍は、小泉の後継者になるためにそれが必須だったので小泉構造改革路線を支持したが、本音では経済政策には全く関心がない。「真正保守」としての狂った極右思想にしか興味がないのである。そして、山本一太河野太郎の推薦人になったことからもわかるように、自民党内の構造改革派は河野太郎でまとまろうとしている。河野太郎は、政治思想的にはハト派に近いが、経済思想面では新自由主義者で、「サンプロ」で放映された討論でも、「『小さな政府』で経済成長を目指す」と明言した。マスコミも河野を応援する構えを見せている。しかし、「真正保守」を自認する安倍晋三にとっては、政治ハト派である河野太郎に総裁の座を渡すわけには絶対にいかない。だから、指摘されているように若手の票を分散させるために西村を立候補させたのである。谷垣禎一であれば、まだ安倍にとっては我慢できる選択肢だ。

河野太郎は、自民党よりむしろ渡辺喜美の「みんなの党」に主張が近い。ただ、総裁選を機に自民党の分裂が起きるかというとなお不明だ。小池百合子などのように、極右にも新自由主義者にもいい顔のできる政治家もいるし、加藤紘一のように両方と相性の悪い政治家もいるから、なかなか政策できっちり党が分かれる展開にはならないだろう。加藤紘一山崎拓は、昨年亀井静香菅直人の誘いに乗って自民党を離れておくべきだった。


かつてはライブドア事件に絡んだ投資事業組合に関わる噂、今度はベトナムで公費を使っての買春をめぐる噂とは、とんでもねえ奴だなってとこだが、西村康稔の親分・安倍晋三は黙殺の構え。


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130627/plt1306271537006-n1.htm

ベトナムでの“買春疑惑”西村氏の辞任 菅官房長官が否定


 菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、西村康稔内閣府副大臣(50)=衆院兵庫9区=のベトナムでの買春疑惑が週刊文春に報道されたことに関し、辞任の必要はないとの認識を示した。「西村氏から話を聞いたが、事実関係を否定している」と述べた。

 同日発売の週刊文春(7月4日号)は、西村氏が昨年7月、ハノイを訪問した際、歓楽街にあるカラオケクラブで女性3人を選び、ホテルの自室に連れ込んだ−と報じた。西村氏は同誌取材に完全否定している。

 西村氏は灘高、東大、通産省を経て2003年に衆院初当選。当選4回で「自民党の次世代のエース」といわれている。

ZAKZAK 2013.06.27)


ひどいものである。