kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

安倍晋三、あの「いかがわしい西村康稔」を新型コロナ法案担当相に任命(呆)

 今週は加計学園獣医学部が面接試験で韓国人受験生を全員0点と採点した件を「週刊文春」にすっぱ抜かれたりとか、安倍晋三の息のかかった黒川某を検事総長にしようと無理やり定年を延長させたにもかかわらず、広島地検が河合克行・案里夫妻の本丸に迫りつつある件(河井夫妻がスマホを押収されたとの報道もあった)など、安倍一派が次々と追い込まれていく事態が目立った。後者については、東京地検検事長である黒川が広島地検に影響を及ぼせるはずがないという筋論も聞かれるが、それよりも黒川が本当に検事総長になる可能性自体が薄らいできたとの心証を捜査陣が持つようになったことが大きいだろう。つまり、普通に考えれば安倍政権はもう長くないのだ。

 昨日(3/6)は、安倍晋三が新型コロナ法対策法案担当相に、あの「赤坂自民亭」で悪名を馳せた腹心の西村康稔を起用することに決めたというトンデモな件が報道された。下記はFNNの報道。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 上記リンクはYahoo!ニュースのURLに張ったが、私が注目したのはコメント欄だ。ざっと見る限り、安倍晋三西村康稔を批判するコメントばかりで、そのコメントに対する支持・不支持の割合は9割以上が支持だ。

 第2次以降の安倍内閣時代、つまり2012年末から最近までは、上記の逆が常態だったらしいが、見事に逆転した。かつて、2007年半ばから2年間ほどは現在と同じような状態だったことがあるが、こういうネットでの反論は、小選挙区制での選挙にも似て、一方が圧倒的に多数となることが多い。それは、少数派側が「多勢に無勢」の状況だと諦めてしまってコメントや「いいね!」を発信しなくなる傾向が強いだけの話で、実際には少なくない安倍支持者がいるはずなのだが、少なくとも彼らが強烈な逆風を受けていることだけは間違いない。

 安倍批判側に必要なのは、ここで「水に落ちた『醜悪なもの』」を徹底的に打ち続けることだ。それは、仮に安倍政権が倒れる日が来たとして、そのあとでも打ち続けなければならない。13年前には「知の虚人」内田樹がけったいな陰謀論を持ち出して「水に落ちた犬は打たない」と言い出したり、「喜八」と名乗るブロガーが同様の物言いとともに、安倍の盟友だった平沼赳夫城内実の応援を始めたりしたが、こういう愚挙が悪夢の安倍政権を復活させた。

 攻勢の手を緩めてはならない。何かのきっかけで敵が挽回のチャンスをつかめば、また形勢は大きく変化する。

 

 最後に、当日記が西村康稔を批判した記事をいくつかリンクしておく。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

kojitaken.hatenablog.com

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 最後の記事からは西村が発信した「赤坂自民亭」のツイートにリンクを張っているが、さすがに西村は非公開にしているので(削除はしていない模様)、以下に当時批判された西村のツイートを孫引きしておく。

 

参加した多くの議員は「(安倍総理が差し入れた)獺祭と(岸田政調会長が差し入れた)賀茂鶴とどっちを飲むんだ??」と聞かれ、 一瞬戸惑いながらも、結局両方飲んでました。そして、お二人と写真を撮っていました笑笑
いいなあ自民党

 

 ふざけるな西村。思い出すだけで怒りがこみあげてくる。