ようやく、西日本大水害のさなかに行われた「赤坂自民亭」なる大宴会への批判が高まり、西村康稔が謝罪したり竹下亘が批判されても仕方ないなどと言い出しているが、問題の核心は自民党ではない、政府だ。そう強く信じる私は、政府内の人間で安倍晋三の側近である西村康稔はともかく、安倍が竹下を盾にして批判を逃れようとしていることに猛烈に腹を立てている。
この点を的確に指摘したくろかわしげる(黒川滋)氏のツイートを挙げておく。
https://twitter.com/kurokawashigeru/status/1017289531265970176
くろかわしげる
@kurokawashigeru
仕切りは与党・野党じゃないです。行政機構を動かし何かあったら責任を取らなくてはならない政府の一員たる議院内閣制の政治家か、政府の一員ではない一般の議員なのかの違い。野党が災害時に災害に関心なくてもよいということではないし、与党議員だって災害以外のことをやっていてよい人もいる。
23:08 - 2018年7月11日
その通りだ。
批判の照準を、正確に安倍晋三に定めなければならない。
安倍晋三の不作為こそ、集中的に非難されなければならないのである。「赤坂自民亭」の宴会自体よりも、それに出席して翌朝あからさまな二日酔いの醜態を晒した安倍晋三こそ、誰よりも厳しく責められなければならない。安倍のせいで、救えるかもしれなかった多くの人々の命が失われた。