kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

赤木智弘『若者を見殺しにする国 私を戦争に向かわせるものは何か』(メモ)

ワタミ落としたきゃ自民に入れるな、マルチ落としたきゃ生活に(ry - kojitakenの日記 のコメント欄より。


http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20130705/1373036129#c1373038610

id:yoinotsubasa 2013/07/06 00:36
コメ欄汚しのようになって恐縮ですが、赤木智弘氏はかつて「理想は戦争」とか言ってた記憶があるのですが。
もう、色々わかりません@@


いえいえ、「コメ欄汚し」なんてことは全くありません。

赤木智弘氏ですが、私も長年「食わず嫌い」していましたが、2008年に買い込んだ下記の本を今年の3月頃になってやっと読み、氏に対する評価を変えました。


若者を見殺しにする国 私を戦争に向かわせるものは何か

若者を見殺しにする国 私を戦争に向かわせるものは何か


この本は一昨年に朝日文庫に入ったようですが、『論座』2007年1月号に掲載された 「『丸山眞男』をひっぱたきたい。31歳フリーター。希望は戦争。」も収録されています。

赤木氏の主張はひとことでいえば「逆説」なのですが、一筋縄での逆説ではなく、世の「リベラル」や「左翼」に対する挑戦でもあります。

本を読んでからだいぶ経つので、具体的な内容には触れられませんが、赤木氏が言う「希望は、戦争。」というのは、文字通りの意味ではないとは確かに言えます。

世の中には、橋下徹がやれ「真正保守」を批判したとか、やれ「戦争は悪い」と言ったとか、その程度で橋下を「リベラル」であるかのように持ち上げてキャーキャー騒ぎ、「橋下くんには安倍政権の『超保守』政策を批判してほしい」などと本気で期待している酔狂な「リベラル」の人もいるようですが、赤木智弘は橋下なんかと比較するのは失礼にあたるまっとうな論者だと思います。