橋下徹はやはり泥舟を捨てて、新しいお仲間たち（細野豪志・江田憲司ら？）と新党を作るつもりなのだろうか。
http://www.asahi.com/politics/update/0727/OSK201307260190.html
橋下氏、維新代表の辞意表明へ 幹部らは慰留の構え
日本維新の会の橋下徹共同代表（大阪市長）は参院選敗北の責任を取って代表の辞意を表明する意向を固めた。２７日に東京都内で開かれる執行役員会で表明する見通し。石原慎太郎共同代表ら党幹部は慰留する考えで、結論を持ち越す可能性もある。
維新は２１日の参院選で計４４人の候補を擁立したが当選は８人にとどまった。橋下氏は２１日の記者会見で「勝ちではない」と述べ、進退は２７日の党執行役員会で議論するとしていた。
周辺によると、橋下氏は旧日本軍慰安婦をめぐる自らの発言などで党支持率が低迷し、参院選でのみんなの党との選挙協力が解消されたことなどが議席の伸び悩みにつながったとして、責任を取る意向を示しているという。
（朝日新聞デジタル 2013年7月27日3時0分）
橋下が本当に辞めるかどうかは知ったことではないが、橋下は動き始めたら早いから、結果がどうなるかはすぐにわかるだろう。橋下が本当に辞めた場合、細野豪志や江田憲司らとつるんで、古色蒼然たる復古的右翼政党の自民党に対抗すべく、ネオコン政党を作るかもしれない。で、一部の「リベラル」が、「きゃあ、橋下くんが『立憲主義』を主張してる」とか、「きゃあ、橋下くんが『真正保守』を批判してる」などと拍手喝采している間に、あっけなく憲法改定が実現してしまうというわけだ。
私としては橋下が日本維新の怪に残る方を希望するけど。でもまあ橋下次第だから傍観してるしかない。
なお、私は一度でも橋下とくっついたり橋下を容認したりした人間を、決して信用しない。だからしつこく橋下にラブコールを送っていた小沢一郎や鳩山由紀夫は論外だと考えているし、2009年の夏頃に橋下に秋波を送った1人である菅直人に対しても、その罪を許していない。しつこく橋下にこだわっていた小沢や鳩山と違って、菅が橋下に秋波を送っていた期間は短く、強度も弱かったことは知っているが、それでも橋下に秋波を送った罪は消えないと考えている。
その意味で、今後民主党（みんなの党もだが）の誰が橋下とくっつくか、あるいはくっつこうとするかは断じて見逃さない。一度でも橋下とくっついた人間は絶対にダメだ。現在では政界と一線を画している飯田哲也にしても、私が再評価することはあり得ない。
そうそう、もし橋下が本当に細野豪志や江田憲司らと新党を作るつもりなら、昨年まであれほど橋下と組みたがっていた小沢一郎もお仲間に入れてやったら良い。
