kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

今度は「本質を理解した人はぶれない」と小泉純一郎を持ち上げる飯田哲也(呆)

昨日(11月8日)、スティグリッツは安倍晋三に「お墨付き」を与えているか - kojitakenの日記 で、ジョセフ・スティグリッツに「アベノミクスが成功すれば、安倍総理大臣は、あなたのようにノーベル経済学賞を受賞できますか?」という愚問を発したNHK記者・飯田香織の悪口を書きながら思い出していたのは、橋下徹のブレーンになったあと、小沢一郎とつるんだ「日本未来の党」で壮大に自爆した飯田哲也のことだった。もちろん同姓であるための連想だが、「飯田という人間に対する私の偏見」と書いた時の「飯田」には、暗に飯田哲也をも含めていたのだった。

それで、その飯田哲也Twitterを久しぶりに覗いてみたが、懲りない奴とはこのことで、今度は小泉純一郎を持ち上げていた。

https://twitter.com/iidatetsunari/status/397128279179526144

飯田哲也(いいだてつなり)
@iidatetsunari

本質を理解した人はぶれない。 【TBS 11/3】「小泉元首相“原発ゼロ”、「無責任」との批判に反論」 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2045723.html … 11/12には日本記者クラブで会見されるようだ。 http://www.jnpc.or.jp/activities/news/report/2013/11/r00026453/

2013年11月3日 - 14:28


はぁ、「本質を理解した人はぶれない」って? 小泉は総理大臣時代に原発を推進し、原発新設が頭打ちになっていた日本のエネルギー政策を大きく転換させた張本人じゃん。それが今では「脱原発」派だけど、これほど大きな「ぶれ」もないんじゃない?

小泉は講演会で「総理大臣の時は原発を推進してた」と自らおどけながら言って、聴衆の笑いをとっていたが、笑いごとじゃない。00年代半ばの日本政府のエネルギー政策転換は、きわめて重大な小泉の悪行だった。これを笑い話にしている小泉は、過去に原発を推進した自らの責任など全く感じていないに違いない。民主党原発政策転換(2007年)や青森県知事選における核燃サイクル推進派候補当選に「剛腕」を発揮した(1991年)などの過去に全く触れない小沢一郎と比較しても、小泉の方がマシとはいえない。両者同程度の「巨悪」である。昨年、その双頭の「巨悪」の片方と組んで自爆していながら、今度はもう片方を持ち上げ、「11/12には日本記者クラブで会見されるようだ」などと敬語まで使う。どうしようもないやつだ。飯田哲也は、今度は小泉と組んで何やら始めることをもくろんでいるのではないか。

そんなわけで、「飯田という人間に対する私の偏見」を再確認した次第。