kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

嘉田由紀子、滋賀県知事選に出馬せず。三日月大造が出馬へ

毎日新聞(4/29)より。

http://senkyo.mainichi.jp/news/20140429ddm002010112000c.html

嘉田・滋賀県知事:3選不出馬へ


 任期満了に伴う滋賀県知事選(6月26日告示、7月13日投開票)に、嘉田由紀子知事(63)=2期目=が立候補しない方針を固めたことが28日、関係者への取材で分かった。前回選(2010年)で嘉田氏を支援した民主党県連の代表で、既に出馬の意向を示している衆院議員の三日月大造氏(42)を支援するとみられる。

 関係者によると、嘉田氏は、自らを支援する地域政党幹部らに「嘉田県政を若い人に引き継ぎたい」と話したという。

 嘉田氏は12年衆院選で、国政政党「日本未来の党」を結成したが、惨敗した。

 滋賀県知事選では、自民、公明が元経済産業省官僚の小鑓隆史(こやりたかし)氏(47)の推薦を決定。共産党県委員会常任委員の坪田五久男(いくお)氏(55)も立候補を表明している。【加藤明子

毎日新聞 2014年04月29日 東京朝刊)

一昨日(4/27)に、毎日新聞滋賀版に下記の記事を掲載されていたようだ。

http://senkyo.mainichi.jp/news/20140427ddlk25010355000c.html

選挙:知事選 嘉田知事と民主・三日月氏、非自民で共同戦線 /滋賀


 嘉田由紀子知事(63)と民主党県連代表の三日月大造衆院議員(42)が26日、知事選での候補者一本化を宣言し、非自民勢力の共同戦線となる「チームしが」構想を発表した。知事選の公約集(マニフェスト)を準備するため、両氏で政策のすりあわせを続ける。

 2人は大津市で26日に開かれた「第2回嘉田県政を検証する県民の集い」に出席。会場では双方の政策集が配布された。嘉田氏は「三日月さんの政策集は見事だ。知事は24時間、本当に気が抜けない。気力体力の必要な仕事だということも理解してほしい。それぞれの後援会に意見があり、意見を集約したい」と述べた。今後、後援会などに対し、自らが不出馬の場合は三日月氏を支援するよう求めるとみられる。

 一方、三日月氏は「嘉田県政を全否定してはならないとの思いで政策議論を進めている。孫の世代が住んで良かったと言える滋賀を作りたい」と改めて出馬に意欲を示し、「『違い』『個性』を大事にしながら『チームしが』を作りたい」と述べた。

 進行役の武村正義元知事は「二度と滋賀県を腐敗させてはいけない。琵琶湖を汚してはいけない。この2点がチームしがの魂だと思う」と述べた。【加藤明子

毎日新聞 2014年04月27日 地方版)

嘉田由紀子の政治人生最大の不覚は、小沢一郎の担ぐ御輿に、迂闊にも「乗ってしまった」ことだろう。そして選挙に惨敗したあとには、小沢一派に政党を乗っ取られた。記事を読む限り、嘉田由紀子三日月大造との間には少なからぬ軋轢もあったようだが、おそらく嘉田由紀子の個人人気で選挙に勝てるような情勢では全くなく、民主党候補に至っては単独で勝つ可能性など皆無だから、最近よく見られる「一本化」がなされたものと思われる。三日月大造を「生活の党」が支援するかどうかには少し興味があるが、弱い者同士の「一本化」で自公候補に勝てるかどうかは微妙、というよりかなり苦しいのではないか。私は情勢がどうなっているかは全く知らないのだけれど。