kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

二刀流・大谷(北海道日本ハム)が完封

最近はプロ野球の話題は不愉快なことが多いのであまり書かなかったが、今日はヤクルトがいわきグリーンスタジアムで読売に競り勝った。山岡賢次、じゃなかった山岡なんちゃらが鼻血を流して興奮したかもしれないとかいう話はさておき、久々にプロ野球のことを書く気になったのは、スワローズの試合ではなく、デーゲームで行われた下記の試合のためだ。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fighters/538952.html

日ハムの大谷がプロ初完封 「二刀流」挑戦2年目

 投手と野手の「二刀流」に挑んで2年目の日本ハム大谷翔平投手(19)が13日、函館市で行われた西武7回戦でプロ初完投を完封勝利で飾り、4勝目を挙げた。今季6度目の先発、通算19試合で17度目の先発登板だった。126球で散発の6安打に抑え、3四球、9三振の好投を披露。試合は3―0だった。

 大谷は昨年、岩手・花巻東高からドラフト1位で日本ハムに入団。二刀流挑戦で注目を集め、1年目は13試合に登板して負けなしの3勝をマークした。今季はここまで投手として4勝1敗、防御率2・63。打者としては23試合に出場し、打率3割9分、1本塁打、12打点。

北海道新聞 05/13 16:59、05/13 17:00 更新)

大谷翔平、あっぱれである。

大谷の「二刀流」については、張本勲野村克也はいたってネガティブな一方、落合博満は全面的に肯定していた。私はかつてのスワローズ監督時代の野村采配に酔い痴れていた人間だが、それにもかかわらずこの件に関しては落合博満に与していた。

なぜって、プロ野球に限らず、プロ、いやアマチュアも含めて、スポーツのトップ級の選手のプレイをわざわざ見るのは、常人には成し得ないパフォーマンスを見たいからであって、プレイヤーには自らの可能性の限界に挑んでほしいと思っているのである。その芽を摘むような、張本や野村のコメントには、常々反感を抱いていた。

大谷翔平は本当にあっぱれであった。

さらに気分の良いことには、今日はひいきのヤクルトが勝って、私が呪ってやまない読売・阪神楽天はすべて負けた。その中でも飛び抜けて呪わしい読売をヤクルトが接戦の末に破ったのだった。

プロ野球の結果を知ってこんなに気分が昂揚する日は、今年はもうないだろう。