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バカンティ教授退任/小保方晴子、ハーバードへの道も閉ざされる

STAP細胞」国際特許出願の筆頭発明者であるチャールズ・バカンティが、1年間休職するらしい。

【STAP論文】共著者のバカンティ教授、1年間休職へ 小保方晴子氏を過去に指導 | ハフポスト

【STAP論文】共著者のバカンティ教授、1年間休職へ 小保方晴子氏を過去に指導
The Huffington Post
投稿日: 2014年08月13日 11時28分 JST 更新: 2014年08月13日 11時28分 JST


STAP細胞論文の共著者で、小保方晴子氏を指導していたアメリカ・ハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授が、在籍するブリガム・アンド・ウィメンズ病院の麻酔科長を9月1日付で退任し、1年間休職することを決めた。同病院が8月12日、正式に発表した。STAP細胞論文の不正問題と退任との関係については触れていない。NHKニュースなどが報じた。

病院には籍を置き、復職後は再生医療の研究や麻酔科医の育成に集中したいとしています。

病院側は今回の退任や1年間の長期休暇の理由については言及しておらず、STAP細胞の問題との関連性も明らかになっていません。

NHKニュース「STAP論文共著者 長期休暇へ NHKニュース」より 2014/08/13 07:20)

バカンティ氏が同僚に送ったとされるメールの内容を、カリフォルニア大デービス校のポール・ナウフラー准教授が11日にブログに掲載していた。

ブログによると、バカンティ氏はメールで「複雑な気持ちで皆さんに私の決断をお知らせする」と麻酔科長の退任を表明。復帰後は「再生医療の研究と、麻酔学の人材育成に力を注ぎたい」としている。STAP論文には一切触れていない。

バカンティ氏は、科学雑誌「ネイチャー」から正式に取り下げられたSTAP細胞の2本の論文の共著者で、理化学研究所小保方晴子研究ユニットリーダーはハーバード大学で研究していたころ教授の指導を受けていた。

バカンティは、かつてこんなふざけたことを言っていた。

http://www.asahi.com/articles/ASG4H36LQG4HPLBJ003.html

バカンティ教授、小保方氏に「ボストンに戻っておいで」

 STAP細胞論文の主要著者である米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授が来日し、15日に京都市内で開かれている国際会議で講演したことがわかった。出席者によると、論文について「すでに画像の取り違えの訂正がなされており、結論には影響を与えない。STAP細胞は必ず存在する」と述べたという。

 バカンティ教授は理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーの米留学時代の指導教官。論文への疑惑が指摘されて以降、直接の取材に応じておらず、国内で発言するのは初めて。この日は「世界気管支学会議・世界気管食道科学会議」に出席し、「再生医療と幹細胞」というテーマで講演した。会場は報道陣の入場が規制され、警備員が出入り口を固める異例の厳戒態勢が敷かれた。

 出席者の男性によると、バカンティ教授はスライドを使って講演。論文が不正と認定されたことについて、小保方氏の単純ミスだと主張。ホテルでパスワードキーを3回打ち間違えて入れなくなり、無理に頼んで入れてもらった、という例をあげ、同様のミスだと話したという。また、小保方氏に対し、「(大学のある)ボストンに戻っておいで」と呼びかけたという。

朝日新聞デジタル 2014年4月15日13時15分)

もしかしたら、小保方晴子はこの言葉を真に受けて、「日本がダメならハーバードがあるさ」と思っていたかも知れない。だがその道も閉ざされた。

それにしても、こんなバカンティ−小保方のお馬鹿な研究に加担して、笹井芳樹が研究者生命どころか自身の生命まで自ら絶ってしまったとは。

これは、どう考えても日本の科学技術行政が「成果主義」のドグマにはまってしまったことの悪弊としか、私には思えない。