角岡伸彦著『ゆめいらんかね やしきたかじん伝』がネットで話題になったのはいつ頃だったか。
- 作者: 角岡伸彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/09/11
- メディア: 単行本
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私はまだ読んでないが、読みたいと思っている。
この本で「たかじんの実父は在日韓国人だった」ことが暴露された。私はWikipediaによって、たかじんの親父は天皇を崇拝する極右で、たかじん(家鋪隆仁)の「仁」を「ひと」と読ませるのは恐れ多いだか不敬だか知らないが、そんな理由で「たかじん」と読ませることにしたと認識していたので、その親父が在日韓国人だったとは意外だった。
或る出自の話 - Living, Loving, Thinking, Again(2014年11月23日)より
例のバトルを採り上げるに当たって、Wikipediaの「やしきたかじん」の項目を調べてみて、彼の父親に関する記述が随分と変えられているなと思い、角岡氏の著書を紹介する上の記事に辿り着いた。こういうことは(人によって淡々となのか、しみじみとなのかということはあるだろうけど)事実を事実として受容すればいい話だと思うので、敢えて論評はしない。
私も同じことを思ったので、角岡氏の著書も読まないうちから自分の書く記事でこの件を云々することはするまいと決めて、昨日書いた 百田尚樹『殉愛』と『ショスタコーヴィチの証言』は対極に位置する本では? - kojitakenの日記 で、私が「読まずに批判すべき本」であると確信している百田尚樹の『殉愛』をけなすために初めて書名を挙げて引き合いに出した以外、何も書かずにきた。
しかし、
ただ「在日」と聞いただけで血圧が上昇する熱湯浴がどう反応したのかは知りたいと思うのだ。
これ↑は既に実行していたのだった。つまり、2ちゃんねるを覗いてネトウヨの反応を観察するという、悪趣味なことをやっちゃった(笑)。
どんな反応だったかはもう忘れた。予想通りひでぇもんだなあと思ったのは覚えているけど。