kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

86年ブロハードの逆転2ランを思わせる? 「大阪都構想」の開票速報の大激戦/ヤクルト、読売に勝って連敗を止める

昨日は朝早くから遊びに出かけて夕方帰宅。一風呂浴びて夕食をとり、夜9時半頃ネットにアクセスして、大阪都構想の是非を問う住民投票出口調査が賛成・反対が拮抗、しかも三世がわずかに多かったらしいことを知って凍り付いた。NHKの開票速報を開くと、開票率2%で賛成、反対が同数だった。そのあたりで襲ってきた猛烈な眠気に逆らえず、起きたのは2時半だった。住民投票の結果は反対が賛成をわずかに上回っていた。

開票速報はハラハラドキドキの展開だったらしい。いただいたコメントを紹介する。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20150518/1431884454#c1431888408

id:axfxzo 2015/05/18 03:46
野球でたとえるなら、一回のみ一点差で反対派がリード。二回からひたすら二点差で賛成派のリードが続くって展開でしたよ。私はNHKで見ていたが、七回辺りで一点差で反対派が追い付いてきたので
もしかしたら、これは開票が遅れていた辺境の人口が多い区で、ひょっとしたらと期待していたら…。
NHKの臨時ニューステロップが出て、武田アナウンサーがやおら動き出したので
、あっ、橋下の勝ちかと胸糞悪くなったその刹那…。
まさかの逆転勝ち!
あなたならご理解できると思われるのであえてディープなたとえをしますけれど(笑)、さしずめ、86年の神宮球場、まさかのブロハードのヒトフリみたい!劇的なアナウンスでした。
このケース、八回ってところですね。
賛成派のリードは浮動という画面投票数の中での、臨時ニューステロップ!
スゴいドラマでした。
私の大嫌いな、ニヘラ笑いの新自由主義者江田憲司も代表辞任しました。
これで壊憲運動の出鼻を挫けた!
無論、国会議員の数も何ら変わっていないけれど、政治には数の大小だけではない、流れという面もある。
護憲運動にゲストに招かれて、たかだか共産党と握手すらできないガキ親父みたいなのが民主党のリーダー格にいる、腐りきった現実もありますが、政治家どもをどやしつけて修正させるのは、今回の都構想拒否みたいな、私たち、有権者の決意にもあると思います。
橋下、ざまみやがれ!
極右のピエロ、破れたり!


なんと、86年のブロハードの2ランですか。あの「神が打たせた正義の一発」ですね。
下記は、以前にも引用したことがあるが、「ブロハード」でググるWikipediaの次に表示されるサイトの記事。

http://www.k4.dion.ne.jp/~neeskens/kami4.html

■1986年10月7日 神宮球場 ヤクルト−読売最終戦

読  売 000 002 000…2
ヤクルト 010 002 00X…3


 6回裏のヤクルトの攻撃は、ワンアウトから4番のレオンがフォアボールを選んだ。5番はマイク=ブロハードだ。

 ブロハードはシーズン中、たまにホームランを打つものの、打率2割5分の選手である。しかも相手は、当時球界随一の投手・槙原。「スライダー、フォークの切れもいい槙原なら,変化球にもろいブロハードを簡単に仕留めるだろう。」と、正直私はブロハードに全く期待していなかった。

 ところがである。0−1から槙原の149kmの剛速球を捕らえたブロハードの打球は神宮球場の左中間スタンドに消えた。まさか、ここでクビ濃厚のブロハードがあの剛腕槙原からホームランとは…。

 その後、リリーフに出た荒木が読売の反撃を絶ち、開幕戦のリベンジを果たした。ここに読売は痛恨の一敗を喫したのだった。

 このヤクルトの死に馬キックは読売ファンにも大きな衝撃を与えた。翌日の「ズームイン朝のプロ野球いれこみ情報」での徳光和夫アナの落ち込みと解説の青田昇の激怒はすごかった。まさに、「読売ファンに天誅あれ」である。

 結局、この敗戦は読売にとって致命傷となった。(後略)


あのブロハードの「神が打たせた正義の一発」の試合は、このシーズンでそれまで読売戦3勝3敗(だったと思う)と頼みの綱の先発・故高野光が、にっくきクロマティに逆転2ランを打たれ、ああ、またも読売の勝ちかと誰もが思ったその裏に飛び出した。引用文にもあるように、ヤクルトは7回から先発ローテーションに入っていた荒木大輔がリリーフに立ち、読売打線を抑えた。勝利投手高野、セーブ荒木とは、当時のヤクルトにとってこんな継投でもなければ読売には勝てないと思わせるものだったが、それを可能にしたのがブロハードの偉大な2ランだった。この試合で読売は1986年のリーグ優勝を逃したといえる。

あのブロハードの2ランを思わせる開票速報だったとは。起きてみていれば良かったとも思うし、そんな心臓に悪いものは見なくて良かったとも思う。少し前にも書いたが、実は「神が打たせた正義の一発」の試合も私はテレビの生中継を見ていない。当時テレビを持っていなかった私は、遅く帰宅してミニコンポのチューナーでプロ野球ニュースの音声を聞いて知った。

なお、昨日は夜9時半頃までネットにアクセスしなかっただけではなく、プロ野球速報にもアクセスしていなかった。読売に3タテを食らって合計10連敗などという不愉快なニュースには接したくなかったのである。

しかし昨日はヤクルトが読売に勝ち、連敗を9で止めていたのだった。ヤクルトは既に最下位に落ちているが、読売戦の成績も4勝5敗として、今後に望みをつないだ。

■2015年5月17日 東京ドーム 9回戦 読売5勝4敗

ヤクルト 001 000 100…2
読  売 000 000 000…0

(ヤ)○石山(3-3)−中沢−ロマン−オンドルセク−Sバーネット(1-0-9S)
(読)●高木勇(5-2)−戸根


まことに、昨日は良い一日だった。