kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

後藤健二と後藤謙次/星浩、最後の朝日新聞コラムも極めつきの駄文

後藤健二の一周忌らしい。彼の名前でネット検索をかけると、某有名ブログの不愉快極まりない陰謀論記事がWikipediaの次に引っかかったので、昨年の怒りを思い出した。あれで日に50万アクセスだかなんだかを叩き出したんだっけ。人間誰しも陰謀論が好きだからな。後藤健二のような人間を煙たがっていた安倍晋三は、後藤健二と湯川遥菜を見殺しにして内閣支持率も上がり、安倍晋三にとっては一石二鳥だったに違いないと私は苦々しく憶測していたものだが、そんな安倍晋三へのさらなる援護射撃かと思わせる陰謀論記事だった。

その後藤健二の一周忌に合わせるかのように、同姓同音異名の電波芸者が報棄てのコメンテーターになるらしい話が流れてきた。

http://www.asahi.com/articles/ASJ1Y5JQPJ1YUCFI00D.html

共同通信後藤謙次さん、「報ステ」コメンテーターに
木村尚貴
2016年1月29日17時44分

 テレビ朝日は29日、ニュース番組「報道ステーション」の月曜日から木曜日までのコメンテーターに、ジャーナリストで共同通信客員論説委員後藤謙次さん(66)を起用すると発表した。4月から出演する。

 後藤さんは、2012年から日曜日の「報道ステーションSUNDAY」のコメンテーター。4月以降は「SUNDAY」の出演も続ける。TBS系「NEWS23」のキャスターも務めた。(木村尚貴)

朝日新聞デジタルより)

記事にもあるように、後藤謙次は「NEWS23」のキャスターをやっていたこともある。故筑紫哲也からの交代だったが、番組が一気につまらなくなり、しばらくこの番組を見ない時期が続いた。その後2013年に現在の岸井成格に代わって、(再)転向した岸井が特定秘密保護法集団的自衛権の政府解釈変更、それに安保法制などで安倍政権批判を強めたので、再び見るようになった。

私から「NEWS23」離れを起こさせた後藤謙次が「報道ステーション」のコメンテーターになるという。4月から番組は大きく変わるだろう。私は「リベラル」の古舘伊知郎にも不満を持っていたが、番組を見たくなくなるには至らなかった。しかし、保守派の後藤謙次では見る気が失せるかもしれない。共同通信自体は、ナベツネに「朝日より左」と言わせた会社だが、後藤謙次政治部長経験者だ。朝日の曽我豪、毎日の山田孝男などもそうだが、「リベラル」のメディア各社にあっても政治部長はほぼ例外なく保守派の人間が務める。後藤はその典型例だ。

NEWS23」の方はまだ岸井成格のキャスター降板は発表されていないが、テレビ朝日のように早く発表するとまた騒がれるので、直前に発表するのだろうと予想している。その岸井の後任と噂される朝日新聞星浩は、3週間に一度日曜日の朝日2面にコラムを書いているが、星のコラムは新聞社で出世したのが信じられないくらいつまらない。その星のコラムが今日(1/31)、最終回を迎えた。最後のコラムもくそ面白くもなかった。日本の政治は悪くなっていないなどといけしゃあしゃあと書いている。これまでに書いた数々の駄文の中でも極めつきの駄コラムを最後に、星浩朝日新聞社を定年退職するようだ*1

となれば、星はやはり「NEWS23」のキャスターになるんだろうなと思う。4月からは「崩壊の時代」がまた一段と崩壊の度を増すことになる。

*1:星浩の最大の悪行は、民主党政権時代に論説主幹代理を務め、「三党合意」に邁進した野田佳彦の尻を叩いたことだ。民主党が現在のどうしようもない財政極右の体質で一枚岩になった経緯には、星も少なからず寄与したと私はみている。