kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

小川彩佳が7月から『News23』のメインキャスターに就任か

 しばらく前に、結婚を機にテレビ朝日を退社すると報じられた『報道ステーション』の元サブキャスター・小川彩佳は、実はテレ朝のライバル局・TBSのニュース番組で、放送時間が一部『報ステ』とダブる『News23』に迎えられるのではないかとの推測記事が『リテラ』に載った。リテラだからガセネタかもしれないと思っていたが、どうやらそういう話が実際にあるらしい。

 

 

 上記ツイートからリンクを張られたスポーツニッポンの記事を以下引用する。

 

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/02/23/kiji/20190222s00041000366000c.html

 

小川彩佳アナ TBS「NEWS23」メインキャスター就任へ 7月から担当か

[ 2019年2月23日 05:30 ]

 
 

 テレビ朝日を寿退社することを発表した小川彩佳アナウンサー(34)が、7月からTBS「NEWS23」のメインキャスターを務める方向で調整に入ったことが22日、分かった。テレビ朝日で入社5年目から「報道ステーション」に抜てきされた実力派。今夏から再び夜の顔としてお茶の間にニュースを届けてくれそうだ。

 今月8日、1歳年上の一般男性との結婚と退社を電撃発表。正式な退社日は調整中だが、今後について「公私ともに新たな環境に身を置くという決断をいたしました」と話し、4月以降はフリーアナウンサーとして活動していくとしていた。

 テレビ朝日では報道畑を歩み、エースとして活躍してきた。幼少期を米国で過ごした帰国子女で、英語が堪能。さまざまな場面での取材やインタビューも行ってきた。東京五輪パラリンピックを控え、語学力や取材力が生かされるとみられる。

 民放関係者は「キャスターとしての安定感と実力、華を兼ね備えた小川アナについては各局ともに欲しい逸材」と評価。「報道色の強いNEWS23なら、その特性が十分発揮されるでしょう」と話している。

 小川アナは「報道ステーション」を降板後、昨年10月からインターネットテレビ局「AbemaTV」の報道番組「AbemaPrime」のキャスターを務めていたが、3月いっぱいでの卒業を発表していた。

◆小川 彩佳(おがわ・あやか)1985年(昭60)2月20日生まれ、東京都出身の34歳。2007年にテレビ朝日に入社。11年4月から18年9月まで「報道ステーション」の3代目サブキャスターを担当。青山学院高から青山学院大に進学し国際政治経済学を専攻。2年の時には学科の成績最優秀者に贈られる学業奨励賞を受賞した。TOEIC915点、スペイン語検定4級。日本舞踊花柳流名取の資格を持つ。1メートル68、血液型A。

スポーツニッポンより)

  

 小川彩佳といえば今でも印象深いのは、テレビ朝日に入社して間もない頃に、当時存在した田原総一朗司会の『サンデープロジェクト』で田原に突っ込みを入れられた時に「そんなことわかりません!」と強く言い返したことだった。とはいえ、当時からしばらくは「セレブ階級のノンポリ」のイメージが強く、それは報ステに移ってからもしばらくはそうだったが、最近では例の安倍晋三を文字通り「白眼視」した画像に示される通り、強く自己主張できる人になった。その萌芽は田原総一朗に臆せず言い返した頃に既にあったのだろう。前述のように、彼女はもともとは「セレブ階級のノンポリ」だったから、報ステから古舘伊知郎が下ろされたあとの時期になっても「結婚しても仕事を続けるような人じゃない」と論評されたこともあったが、それは彼女の変化を認識できなかった評価だったようだ。

 おそらく、安倍晋三に対する白眼視などがテレ朝の局内で疎まれた小川彩佳は、私は一度も見たことがないけれどもAbemaTVでの扱いが酷かったらしいから、相当ふて腐れていたに違いない。そこにつけ入ってTBSがスカウトしたのではないか。つまり、上記記事にはいかにもスポーツ紙らしく「寿退社」などと書かれているが、実際には小川彩佳はもともと結婚してもテレ朝を辞めるつもりはなかったが、TBSから『News23』のメインキャスターにならないかとの誘いがあったのでテレ朝を退社してフリーになる道を選んだのではないか、そう私は想像している。

 メインキャスターというのが星浩を指すのか雨宮塔子を指すのかはわからないが(以前に故岸井成格がやっていた頃には確か岸井は「アンカー」と呼ばれていたと記憶するが、TBSのサイトを見ると、今では星浩雨宮塔子も「キャスター」とされている)、現在の『News23』は惨憺たるもので、おそらく視聴率も相当に悪いのだろう。上記引用記事はスポニチ、つまりTBSと業務提携している毎日新聞の系列スポーツ紙だから、「報道色の強いTBS」などと書いてゴマをすっているが、実際には星浩がキャスターに就任して番組をリニューアルすると同時にバラエティ色を強めて見るに堪えない番組に成り下がった。これは星浩と制作陣の両方の責任だと思う。とはいえ、普通に考えれば星浩の代わりが小川彩佳だとは考えられないから、おそらく雨宮塔子の代わりなのではないか。星浩の就任当初には、小林悠というサッカー選手みたいな名前の女性アナウンサーが進行役を務めるはずだったが(悠の読みは、サッカー選手は「ゆう」だが、女性アナウンサーは「はるか」)、番組開始前に急に彼女が退社したため、若手の皆川玲奈を急遽代役に当てたままそのまましばらく続けた。この番組制作陣のやる気のなさには呆れたものだが、さすがに皆川玲奈には無理だったのでTBS出身の雨宮塔子を迎え入れて現在に至っている。私は最近は帰宅時間の関係と報ステにすっかり魅力がなくなったために、夜のニュースは専ら『News23』を見ているのだが、正直言って今の23は報棄てに輪をかけてひどい。それは雨宮塔子には全然責任がなく、悪いのは制作陣と星浩だと思っているから、もし小川彩佳雨宮塔子の代わりなのだとしたら、雨宮塔子には気の毒な話だと思う。それとも、小川彩佳は実は星浩の代わりで、雨宮塔子小川彩佳が、昔朝のTBSでとよた真帆小川知子幸福の科学の人ではなくTBSの局アナのほう)がやっていた番組みたいな形でやるんだろうか。それならそれでいっそう惨憺たる番組になるとしか思えない。

 まあTBSはキャスターを入れ替えるより(とはいえ星浩は下ろしてもらいたいが)番組を昔の「報道のTBS」らしいものに戻してもらいたいものだ。

 そういえばNHKでも同じ時間帯で井上あさひNHK出身の有働由美子がキャスターをやっている番組の裏にぶつけるなんてことをやるらしいが、安倍晋三に忖度する報道番組の劣化にかけてはNHKこそ本家本元であって、有働由美子がやっている日テレなんかは、安倍の息のかかったコメンテーターを迎え入れる予定が当該人物のスキャンダルで潰れたために急遽有働由美子の持ち味であるバラエティ色で勝負をかけようとして失敗しつつある状態なのだから、そんなのに井上あさひをぶつけてどうする、井上本人にもいい迷惑じゃないのかとしか思えない。

 各局とも、安倍晋三への忖度という諸悪の根源を放置したまま、キャスターの人事だけ小細工して馬鹿げた競争をしているのだからどうしようもない。