kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

TBSの『News23』は小川彩佳を入れても星浩と制作陣が変わらなければ絶対に良くならない

 2月23日に下記記事を書いていたのだった。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 上記記事から引用する。

 

(前略)星浩がキャスターに就任して番組をリニューアルすると同時にバラエティ色を強めて見るに堪えない番組に成り下がった。これは星浩と制作陣の両方の責任だと思う。とはいえ、普通に考えれば星浩の代わりが小川彩佳だとは考えられないから、おそらく雨宮塔子の代わりなのではないか。星浩の就任当初には、小林悠というサッカー選手みたいな名前の女性アナウンサーが進行役を務めるはずだったが(悠の読みは、サッカー選手は「ゆう」だが、女性アナウンサーは「はるか」)、番組開始前に急に彼女が退社したため、若手の皆川玲奈を急遽代役に当てたままそのまましばらく続けた。この番組制作陣のやる気のなさには呆れたものだが、さすがに皆川玲奈には無理だったのでTBS出身の雨宮塔子を迎え入れて現在に至っている。私は最近は帰宅時間の関係と報ステにすっかり魅力がなくなったために、夜のニュースは専ら『News23』を見ているのだが、正直言って今の23は報棄てに輪をかけてひどい。それは雨宮塔子には全然責任がなく、悪いのは制作陣と星浩だと思っているから、もし小川彩佳雨宮塔子の代わりなのだとしたら、雨宮塔子には気の毒な話だと思う。(後略)

 

 どうやら悪い予想が当たったようだ。以下朝日新聞デジタルより。

 

https://www.asahi.com/articles/ASM575SHLM57UCLV00J.html

 

テレ朝退社の小川アナ、「NEWS23」キャスターに

 

 TBSは7日、夜の報道番組「NEWS23」のメインキャスターに、元テレビ朝日アナウンサーの小川彩佳さんを起用すると発表した。6月3日の放送から出演するという。

 起用理由について同局は「時代の共感者として、また確かな伝え手として、幅広い年代から評価が高い」などとコメントした。現在キャスターとして出演中の星浩さんはアンカーとして続投。フリーアナの雨宮塔子さんとTBSアナの駒田健吾さんは5月いっぱいで降板するという。

 小川さんは、昨年9月までテレ朝の夜の報道番組「報道ステーション」でサブキャスターを務めた。今年2月、一般男性との結婚を機にテレ朝を退社すると発表。「改めて自分の人生やキャリアについて思いをはせるなか悩み抜き、このタイミングで公私ともに新たな環境に身を置くという決断を致しました」などとする談話を出していた。退社は4月5日付。

 

朝日新聞デジタルより)

 

 どうやら今までのメインキャスターが雨宮塔子だったようだ。駒田健吾も降板か。なお皆川玲奈は3月に既に降板しており、そのあと皆川がやっていたニュースや天気予報の読み上げとスポーツコーナーを兼務していた宇内梨沙も降板する。つまりアンカーの星浩以外は総入れ替えになる。後任その他については日刊スポーツの記事を引用する。

 

https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201905070000494.html

 

小川彩佳アナ「NEWS23」単独メインキャスター

 

テレビ朝日を先月退社したフリーアナウンサー小川彩佳(34)がTBS系「NEWS23」(月~木曜午後11時、金曜同11時半)のメインキャスターに6月3日から就任することが7日、同局から発表された。

6月3日から同番組がリニューアルされ、小川が単独でメインキャスターを務める。ほか取材キャスターはTBS報道局の村瀬健介氏、スポーツキャスターを同局石井大裕アナ、サブキャスターを同局山本恵里伽アナ、アンカーを星浩氏が担当する。

同番組は現在、星浩氏、フリーアナウンサー雨宮塔子、同局の駒田健吾アナ、宇内梨沙アナがキャスターを務めているが、星氏がアンカーとして出演を続ける以外、大幅にレギュラー陣が入れ替わる格好だ。

小川アナは昨年9月、7年半務めたテレビ朝日系「報道ステーション」を卒業。その後はネット局AbemaTVのニュース番組を担当していた。

今年2月に一般男性との結婚と同局の退社を発表し、「改めて自分の人生やキャリアについて思いを馳せるなか悩み抜き、このタイミングで公私ともに新たな環境に身を置くという決断を致しました」などとコメント。その後、4月5日付で同局を退社した。

テレビ界きっての美ぼうと実力を持つアナウンサーなだけに、独立後の動向が注目されていた。

 

(日刊スポーツより)

 

 星浩がアンカーに居座る時点でTBSの失敗が約束されたようなものだ。番組の癌は番組のワイドショー化を進めた制作陣と、腑抜け切ったアンカーの星浩だ。来月からの出演者の交代は、病巣を摘出しないで化粧直しをするだけと言っても過言ではない。

 小川彩佳の古巣・テレビ朝日では、一昨年の衆院選前だったかに安倍晋三を白目で睨みつけた小川彩佳に代わったばかりか富川悠太を事実上のサブの座に押しのけて登場したテレビ朝日会長・早河洋のお気に入りといわれる徳永有美が、早河の期待に応えるかのように4月1日の改元発表時に安倍晋三を持ち上げてみせる「電波芸者」ぶりを発揮したらしいが、現在のNews23はその報道ステーションにさえ全く及ばないやる気のない番組作りが見る者を苛立たせる。

  これで「報道のTBS」などとほざいているのだから笑わせる。4月から2か月間だけキャスターを1人減らしてやっていることも、いかにも年度初めにリニューアルできなかったための暫定キャスター陣という印象で、なんでここまでやる気のなさを露骨に出すのかと訝るくらいだ。キャスターの交代によって、せめて岸井成格時代より短くなった番組の枠内でワイドショー仕立ての事件「報道」を長々とやるような愚劣な真似は来月からはもう止めろよと言いたいところだが、星と制作陣が代わっていないのでは無理な注文であることはわかり切っている。

 これもまた、批判する言論が絶え果てた「崩壊の時代」の一コマだ。