kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

小川彩佳産休中の「news23」に右傾化が懸念される理由/激しく右傾化した「報道ステーション」

 昨夜の放送を最後にnews23小川彩佳が産休に入るようだが*1、代役はふだんサブを務めている山本恵里伽だという。まだ26歳だが当然の人事であり、決して悪くない。

 問題は山本の代わりにサブに入るらしい、田村真子という24歳の若手アナウンサーだ。何が問題かというと、田村は自民党衆院議員・田村憲久の娘なのだ。小川彩佳が休んでいる間に番組が右傾化するのではないかと危惧される。右傾化の歯止めをかけるのに、山本恵里伽では荷が重いだろうし、腑抜けの星浩には何も期待できない。

 新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言発令以来、私は夜が早くなってnews23より報道ステーション報ステ)を見る機会が増えたのだが、この番組はnews23に先んじて激しく右傾化している。コメンテーターの交代が大きかったようだ。以前の後藤謙治も決してリベラルとはいえなかったが、現在水曜と木曜に出てくる梶原みずほと金曜に出てくる野村修也はひどい。このうち野村は以前からやっているが、梶原は最近加わった。朝日新聞編集委員だが、かつての朝日主筆船橋洋一と同系統の親米保守と思われる、かなりのタカ派だ。まず古舘伊知郎、次いで小川彩佳を放逐し、古舘が後継に指名した富川悠太は木金だけのメインで、月火水はフィールドリポーターに逆戻りした。日刊ゲンダイだったかは橋下徹のキャスター就任説をブチ上げていたが、「ソースがゲンダイ」だし、さすがにこれはデマだろう。

 このところのニュースは、広島の河井夫妻がやらかした買収と新型コロナウイルス感染症の感染者増加が多く、いずれも安倍晋三にとっては不都合な話なので、またぞろ2月頃と同じように安倍は「気配を消す」忍術を使っているが、水面下では安倍によるメディア支配は流れを止める気配など全くない。安倍に対する警戒を批判を怠ってはならない。

 

*1:私は眠気に負け、ヤクルトの負けも報ステで見て知っていたので、最後まで見ていられずに途中で寝てしまった。