kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

岡田克也(民進党)と星浩(TBS)は本当にどうしようもない

消費増税、予定通り実施だってよ。民進党死ね!!! - kojitakenの日記(2016年3月28日)のコメント欄より。

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20160328/1459175245#c1459177488

id:axfxzo 2016/03/29 00:04

さあ、これでアメリカの学者どもの権威付け、産経などの援護射撃を受けながら、想定どおり、増税すると
受け答えてはいる安倍晋三が、土壇場で『民の声、現実』を優先したいが、国民に確認したいとダブル選挙をやる流れが加速したのかな?
阿呆の民主党、維新どもは二口目には『定数削減』を先にやれとアピールしていたが、それよりも増税をこのタイミングで拘る、政策音痴の烏合の衆と、右翼メディアにフルボッコにされるのは確実だな。
こいつらの主張する国会議員の数を減らせには、結局は比例削減で民意の圧殺になるだけで、ろくなことはないが、それでもそんなことには思いもいたらない、コジキ根性丸だしな『世論』には、『目によく見える』改革として(笑)、それなりに評価される傾向にある。渋る自民党と身を切る…文字通り(笑)、自民党よりも比例で救われる野党の出血大サービスである…民主党たちという構図すら、増税で庶民を苦しめる頭でっかちの無責任野党という印象で霞んでしまうのだろう。
コンビニなどの差別化戦略とか、イオンの御曹子のくせにしらないのかね?岡田さんよ(怒)!
最後の書として『ガルブレイス』をものした伊東光晴さんが、本日発売の『エコノミスト』で二頁にわたってインタビューに応じられていた。
共和党候補者はなべてフリードマンクリントンサミュエルソン的でガルブレイス路線にあるサンダースに寄ってきてはいると、評されていたが、岡田の演説を見たが、未だに自民党(それはかつての自民党とはまるで異質な極右丸だし団体である)と『二大政党として競い合う』とか、ピントのずれたことを言っていた。
そもそも江田憲司たちとの合体を優先すること自体、コジタサンならずとも、期待してはならないのだが、二大政党なんて(笑)、あんなならず者どもと同列になってはならんだろう。差別化という言葉の意味すら理解できない奴等では、ますます有権者から無視されるだけ。腹が立つ。

腹が立つついでに、今つけている23!
なんだ、このマイルドぶりは?
第一回としての『つかみ』も失敗ではないか?
膳場さんやはすみさんもいないってもういい!ダメだこりゃ!
早く打ちきりしてくれ。

ほぼ同感です。

伊東光晴氏の「安倍政権の経済政策」観は、実は私は評価しないのですが、アメリカの大統領候補の経済政策についての寸評は、なるほどと思いますね。ガルブレイスは代表作といわれる『ゆたかな社会』(岩波現代文庫)と1990年代の『満足の文化』(ちくま学芸文庫)を読みましたが、晩年のガルブレイスは結構尖鋭なリベラルで面白かったです。当時ネット検索をかけて、紙屋研究所さんが「コミュニストは修正資本主義者と共闘できる」という意味の書評を書いているのを見つけましたっけかね。そう、ガルブレイスはあくまで「修正資本主義」であって、それはサンダースにも当てはまる。社会主義者ってことはないよね、と思います。70年代の日本でもものすごい経済学者の権威とされたガルブレイスですが(ベストセラーになった『不確実性の時代』が、歳をとるにつれ右翼的な思想に傾斜していった亡父の本棚にさえありました。私は読んでませんけど)、今ではすっかり顧みられなくなりました。伊東氏の『ガルブレイス』って岩波新書でしたっけね。一度読んでみようっと。

岡田の演説って、『NEWS23』で切り取られた部分を見ましたが、私も岡田の「二大政党として競い合う」という言葉を聞いた瞬間、「ダメだこいつ」と思いました。江田憲司一派は私も大嫌いです。江田ってもともと橋本龍太郎の秘書であって、最近買ったばかりでまだ最初の数頁しか読んでいない中野晃一の岩波新書『右傾化する日本政治』の6頁に「新右派転換の波」という題の表がありますが、中野は1982年以降の日本政治における「新右派転換の波」として、第1に1982-87年の中曽根康弘「戦後政治の総決算」(それに対する左方向への「揺り戻し」が1989年の自民党参院選敗北・過半数割れ)、第2に1989-94年の小沢一郎「政治改革と政界再編」(左方向への揺り戻しが1994-96年の「自社さ政権」)、第3に1996-98年の橋本龍太郎「六大改革」「バックラッシュ」(左方向への揺り戻しが1998年の自民党参院選敗北・過半数割れ)、第4に2001-07年の小泉純一郎構造改革」と安倍晋三戦後レジームからの脱却」(左方向への揺り戻しが2007年の自民党参院選敗北・過半数割れと2009年の自民党衆院選敗北・民主党政権)、第5に2012年以降現在までの安倍晋三「日本を、取り戻す。」「この道しかない。」を挙げています。的確な現代日本政治史の把握だと思いましたが、橋龍の直系である江田憲司も、小沢一郎とともに新進党で活躍した岡田克也も、ともに第2及び第3の「新右派転換の波」において日本政治を右に傾けたプレイヤーだといえるわけで、彼らに主導された民進党に期待できるところなど露ほどもなく、再分裂は必至なのだけれども、このあとにはもはや左方向への「揺り戻し」が起きる反発力は日本国民に残っていないのではないかと私は危機感を募らせているわけです。

そうそう、『NEWS23』、ひどかったですね。「マイルド」とはあまりにマイルドに過ぎる表現で、要するに「腑抜け」ですよね。膳場貴子って、実は産休の前にはあまり好きではなかったのですが、代役の久保田智子がやった時から、こりゃ格が違うなという印象で、膳場氏の能力の高さを初めて認識しました。それでも久保田智子はTBSではまだマシな人材であって、小林悠じゃ久保田智子よりダメだろうなと思っていたら、小林氏が適応障害やら週刊ポストにあることないこと書かれたせいで(なんでも小林氏の元彼であるTBSの社員がリークしたとのことですが)潰れてしまってTBSを辞めた後、急遽代役で男1人、女2人のアナウンサー(1人は古谷有美の後任)に代わったみたいですが、こいつらが揃いも揃ってひどいのなんの。最後の天気予報も気象予報士(国本未華)からそのアナウンサーの素っ気ないものに代わってしまって、最初から最後までダメダメって感じでした。そして、上記の誰よりもダメだったのが、ダメの権化・星浩! なんだあの緊張感のなさは。本当に最低ですね、星って。あの番組に匙を投げて『NEWS23』を見なくなる日も遠くないと思いました。これで来週はテレビ朝日後藤謙次の東条、もとい登場ですか。ますます気分が落ち込んでしまいそうです。

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20160328/1459175245#c1459178247

id:daskapital999 2016/03/29 00:17

そもそも小沢や岡田が新進党時代から目指してきたものが、ネオコンネオリベ二大政党政治だから目標は達成されたということでしょう。
民進党という超ネオリベ経済極右の毒物を根絶するために鼻をつまんで自民に入れざるをえないという安倍と岡田の極右コンビの茶番劇。

それで「鼻をつまんで自民に入れ」たあとに、安倍晋三は満を持して明文改憲に取りかかるってことですね。

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20160328/1459175245#c1459184803

id:kemou 2016/03/29 02:06

90年代ぐらいの頃からずっとそうでしたが、この政党の連中って「消費税増税という耳の痛い政策を堂々と提示できる俺達偉い」みたいな自負心を持ってるのですよね。田原総一郎あたりがそれを当時よく褒め称えていましたし。野田政権のときもなぜかひも付けした社会保障の拡充の内容は大してアピールせず、消費税増税そのものを何か大仕事を成し遂げたかのように堂々と自慢しているフシがありましたからね。当時の野田が消費税増税そのものをドヤ顔で語る様を見て、「こいつこれで本気で国民の支持を得られると思ってるんだろうなあ」と呆れながら見ていました。おかげで社会保障と税の一体改革と言いながら、その社会保障の拡充の内容についてはいまだに国民に全然よく知られてなかったりしますし。90年代当時は民主党はそもそも社会保障にすらあまり熱心でなかったですし、社会保障よりも増税そのもののほうに価値を置いてるのでしょうね。どうしようもないとしか言いようがありませんが。

ここでまだ「増税を延期するにしても以前に約束した社会保障の拡充は予定通り実施されないといけない」みたいに言うのであれば、増税延期をテコに社会保障のカットを狙う連中への釘刺しとして一定の意義も持ちましょうが、「財政健全化」のために「増税を予定通り実施すべし」ではねぇ・・・。安倍にとって戦いやすい状況を自ら作っているだけでなく、「景気を見るに増税延期はやむなしだし、民進党さんの言う『財政健全化』のために社会保障はカットする方向で行きましょうね」という帰結に自分達から誘導しているようなものですからね。馬鹿じゃなかろうかと。

そうそう、時事通信の記事にもあるように、岡田克也は「財政健全化」を消費増税大義名分にするかのごとき発言をしてたようなんですよね。「財政健全化」とか「財政再建」というのは、不況期にあっては「NGワード」だ、という認識を、リベラル・左派なら誰しも持っていてほしいと私は常日頃から思っているのですが(逆にバブル期にバラマキをやりやがった竹下登も強く批判されるべきだと思うのですが、財政出動必要論者が竹下と当時の大蔵省の批判を全然しないのもそれはそれで問題だと思います)、その意味でも岡田は論外ですね。

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20160328/1459175245#c1459200963

id:mtcedar 2016/03/29 06:36
id:kemou
実際に岡田氏の発言を視ていた方からは、意図的な切り取りだなぁって意見があったりするんですよね。
https://twitter.com/konahiyo/status/714418123848359936
「条件を整えた上で、というのは、十分に耐えられる景気状態の実現(安倍さんは景気条項外しましたけどね)、社会保障施策合意の履行、今回軽減税率のことは言及してませんでしたが当然それも入りますね」という文脈で言ったことですし、そもそも予定通りの増税さえも明言さえしていない訳です。尤も岡田の政治的センスの無さも大概にしろとしか言い様がありませんけど、意図的な切り取りに乗せられてしまうのも如何なものかと。

そりゃ「意図的な切り取り」に決まってますよ。でも、野党の揚げ足をとってやろうと保守マスコミ(時事通信もその一つ)が手ぐすね引いて待ち構えている状況下で、わざわざ自分から「意図的な切り取り」をやられても仕方のない発言をする岡田克也の政治的センスの絶望的な欠如に私は激怒しています。

それに今は「野党共闘」論者が、野党共闘のパートナーである民進党への批判は「野党共闘」の足を引っ張るだけ、みたいな間違った考え方によって民進党への批判を自粛しているかのような状況です。

それをいいことに岡田克也があんな不用意な発言を繰り返すようでは、待ち構えているのは民進党の大敗、つまり自公の圧勝、明文改憲への道でしかないから、党名からし新進党を思わせる民進党なんか嫌いだけど、それでも自公の議席増を食い止めてもらわなければ困ると思って、こうして岡田克也民進党を強く批判する次第です。