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古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

小林節、「安保法廃止」で政治団体を設立し、自らも出馬へ

「きまぐれな日々」に下記記事を公開した。
きまぐれな日々 小林節が「安保法廃止」で政治団体を設立、参院選出馬へ


上記記事からリンクを張った朝日新聞デジタルの記事は下記。

http://www.asahi.com/articles/ASJ584SQTJ58UTFK001.html

小林節氏ら参院選出馬へ 「安保法廃止」で政治団体設立
原慎一
2016年5月9日07時05分

 安全保障法制を「違憲」として廃止を訴える憲法学者小林節慶応大名誉教授(67)らが政治団体を設立し、夏の参院選比例区から立候補する意向を固めた。「反安倍政権」を旗印に候補者をインターネットなどで募り、小林氏も含めて選挙運動が認められる10人以上を擁立する方針。9日に記者会見して発表する。

 新たな政治団体は政策として、安保法廃止▽言論の自由の回復▽消費増税の延期▽原発廃止▽「憲法改悪」阻止――などを掲げる。参院選では、公職選挙法の規定で政党に準じた選挙運動が可能になる「確認団体」となるために、少なくとも候補者10人を立てる予定。立候補に必要な供託金も、ネットなどを通じて支援を募るという。

 小林氏は昨年6月の衆院憲法審査会に参考人として出席し、集団的自衛権の行使を認める安保法制を「違憲」と指摘した憲法学者の一人。今年1月、有識者らと「立憲政治を取り戻す国民運動委員会」(民間立憲臨調)を設立し、「安保法廃止」を掲げる野党間の選挙協力を呼びかけてきた。

朝日新聞デジタルより)


小林節の構想は本来先月(4月)発表される予定だった。それを報じた毎日新聞の記事は下記。

野党:「さくらの木」構想 参院比例擁立狙う - 毎日新聞

野党
「さくらの木」構想 参院比例擁立狙う

毎日新聞 2016年4月5日 07時30分(最終更新 4月5日 10時57分)

 安全保障法制廃止を主張する野党議員の一部が、夏の参院選で新たな団体を設立して比例代表の候補を擁立する動きを進めていることが分かった。公選法では、政党以外にも「確認団体」が比例代表に候補を擁立可能で、その代表に安保関連法廃止の論陣を張る慶応大の小林節名誉教授を迎える構想。名称は「さくらの木」「さくら連合」などを検討する。

 無所属の亀井静香衆院議員や民進党篠原孝衆院議員らが呼びかけ人となり、8日にも国会内で設立総会を開く。民進、社民、生活などの野党議員や、市民団体メンバーらが個人として参加する。関係者によると参加議員が約40人になる可能性があるという。

 1990年代のイタリアで中道左派の政党連合「オリーブの木」が政権を獲得したのがモデル。共産党への拒否感が残る民進党に配慮し、共産以外の野党が参加する形での比例統一候補擁立を目指す。ただ、民進党には生活、社民への反発も強い。「民進党を分断することになる」との慎重意見が根強く、野党共闘拡大につながるかは不透明だ。【朝日弘行】


この時の話は民進党内に反対が多く、執行部の決定でお流れになった。それを報じた毎日新聞の記事は下記の2件。

民進党:「さくらの木」に不参加 - 毎日新聞

民進党
「さくらの木」に不参加

毎日新聞 2016年4月8日 17時58分(最終更新 4月8日 20時31分)

 民進党郡司彰参院議員会長は8日の党会合で、夏の参院選比例代表で「さくらの木」などの名称で設立した団体で野党統一候補を擁立する構想を一部議員が進めていることに関し、「今のところ民進党としてこの考えに乗った行動はしない」と述べ、党としては参加しないと明らかにした。

 郡司氏は「衆参同日選の場合に(対応が)大変複雑になる」と説明。民進党は7日の執行役員会で不参加を決めていた。


http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160409/ddm/005/010/111000c

参院選
民進「さくらの木」構想不参加

毎日新聞 2016年4月9日 東京朝刊

 民進党岡田克也代表は8日の記者会見で、夏の参院選比例代表に向けて一部議員が「さくらの木」などの名称で設立した団体で野党統一候補を擁立する構想を進めていることに関し、「比例だけ別にして選挙が終われば元に戻るのは有権者に理解されるのか」と述べ、事実上の不参加を表明した。