kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

統一会派やら統一名簿やらで小沢一派と「信者」とが馬鹿騒ぎ(呆)

 小沢一郎と連合の神津里季生が参院選で野党が統一名簿を作れ、などと言ったらしく、小沢側・反小沢側双方のTwitter界隈はこの話題でかまびすしい。

 小沢と神津の会談は29日に行われ、30日に朝日が報じている。

 

https://www.asahi.com/articles/ASM1Y56RLM1YUTFK00Y.html

 

小沢氏と連合会長が会談 「参院選での野党共闘を確認」

寺本大蔵、河合達郎 

 

 自由党小沢一郎代表と連合の神津里季生(りきお)会長が29日夜、東京都内の日本料理店で約2時間会談した。自由は、連合が支援する国民民主党と将来的な合流を視野に衆参両院で統一会派を結成したばかり。神津氏は会談後、朝日新聞の取材に対し、「参院選に向けて統一名簿など野党が力を合わせて闘うことを改めて確認した」と述べた。

 国民の玉木雄一郎代表と小沢氏は政策協議を始めることで合意している。神津氏は「統一会派や具体的な政策の話はしていない」としたが、とりわけ原発政策では、電力総連の組織内候補を擁する国民と「脱原発」を掲げる自由とで隔たりがあることに国民内では懸念がくすぶっている。玉木氏は統一会派の結成後、電機連合の会合に出席し、「政策は大丈夫かと心配されると思うが、国民民主の政策理念を軸に野党を大きな固まりにしていく」と理解を求めた。

 連合は旧民進党最大の支援組織。参院選比例区では自治労など五つの産別組織が立憲民主党から、電力総連など5産別が国民からそれぞれ候補者を擁立し、支援態勢が「股裂き状態」に陥っている。(寺本大蔵、河合達郎)

朝日新聞デジタルより)

 

 この記事で朝日は「統一名簿など野党が力を合わせて闘う」と書いている。「統一会派」と「統一名簿」とは言葉が似ているので紛らわしいが、「統一名簿」は、単なる枕詞みたいな使われ方をしているに過ぎない。ところが、 後追いした毎日の短い記事では「統一名簿」にのみ焦点が当てられている。

 

https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190130/k00/00m/010/153000c

 

小沢氏と連合会長が会談 「比例代表の統一名簿」で一致

毎日新聞

 

 自由党小沢一郎共同代表と連合の神津里季生会長は29日夜、東京都内で会談し、夏の参院選比例代表の統一名簿を作る必要があるとの認識で一致した。神津氏は30日、「野党が力を合わせる姿を明示的に示すのが統一名簿だ」と記者団に語った。一方、立憲民主党枝野幸男代表は同日の記者会見で「トータルの得票が減るので統一名簿はあり得ない」と協力を否定した。

毎日新聞 2019年1月30日 18時40分)

 

 これは真面目に論じるに値しない問題であって、小沢と神津が立憲民主党(立民)その他の野党支持者の票に寄生したいだけの話だ。こんなのを「『比例代表の統一名簿』で一致」などと報じる毎日も全くセンスがない。

 統一名簿は、前回までの社民党自由党のように、比例で1議席獲れるかどうかという政党同士が組むなら、「せめてどちらかの政党の議席を確保する」意味もそれなりにあるが、一定の議席を見込める政党同士になると、足し算しても1議席増えるかどうかだし、現在の国民民主党(民民)のように、比例票がわずかしか見込めない一方、電力労連を含む連合の組織票を持つ候補を抱える政党にとってはメリットしかない。自由党も、単独で戦えばおそらく比例では1議席も獲れないだろうが、統一名簿を作ることであわよくば議席確保を、との狙いがある。もちろん立民にはメリットは何もないし、野党全体の議席が全然増えないことは、確か以前に毎日新聞が試算していた。実際、理屈から言ってもよほどの小政党の寄り集まりでもない限り、毎日の試算の通りになることは誰が考えてもわかる。

 要するにはなから無理筋で、騒ぐこと自体が馬鹿げている話なのだが、そんなのに踊り狂っているのが「小沢信者」であり、一部の政治家なのだ。

 ここで念頭に置いているのは山本太郎だ。今回の野合劇で一方的に民民側に立って騒いでいる山本の醜態には「馬脚を現した」という以外の感想はない。

 自由党小沢一郎共同代表と連合の神津里季生会長は29日夜、東京都内で会談し、夏の参院選比例代表の統一名簿を作る必要があるとの認識で一致した。神津氏は30日、「野党が力を合わせる姿を明示的に示すのが統一名簿だ」と記者団に語った。一方、立憲民主党枝野幸男代表は同日の記者会見で「トータルの得票が減るので統一名簿はあり得ない」と協力を否定した。
 自由党小沢一郎共同代表と連合の神津里季生会長は29日夜、東京都内で会談し、夏の参院選比例代表の統一名簿を作る必要があるとの認識で一致した。神津氏は30日、「野党が力を合わせる姿を明示的に示すのが統一名簿だ」と記者団に語った。一方、立憲民主党枝野幸男代表は同日の記者会見で「トータルの得票が減るので統一名簿はあり得ない」と協力を否定した。
 自由党小沢一郎共同代表と連合の神津里季生会長は29日夜、東京都内で会談し、夏の参院選比例代表の統一名簿を作る必要があるとの認識で一致した。神津氏は30日、「野党が力を合わせる姿を明示的に示すのが統一名簿だ」と記者団に語った。一方、立憲民主党枝野幸男代表は同日の記者会見で「トータルの得票が減るので統一名簿はあり得ない」と協力を否定した。
 自由党小沢一郎共同代表と連合の神津里季生会長は29日夜、東京都内で会談し、夏の参院選比例代表の統一名簿を作る必要があるとの認識で一致した。神津氏は30日、「野党が力を合わせる姿を明示的に示すのが統一名簿だ」と記者団に語った。一方、立憲民主党枝野幸男代表は同日の記者会見で「トータルの得票が減るので統一名簿はあり得ない」と協力を否定した。