河添誠氏のツイートより。
広河隆一氏のレイプ・セクハラ・パワハラの信じがたい横暴が、デイズジャパン編集部全体を覆っていたことが明らかになりつつある。労働組合の存在しない職場での究極のボス支配がそこにあった。この職場で労働組合結成の動きが一度でもあったのか気になる。人権を標榜する雑誌編集部と労働組合の距離。
— 河添 誠 (@kawazoemakoto) February 1, 2019
広河隆一の一件は、どんなに高邁な理念を掲げる者でも自身の弱さを抱えているのが普通で、いかにそれに心酔する者であっても「権力者の暴走」(雑誌編集長は編集部員に対する権力者以外の何者でもない)を縛る仕組みが必要であることを示している。さしあたっては労働組合がそれに当たる。
崇拝する指導者への隷従、あるいは政党の執行部への隷従などがどんな結果をもたらすか。広河の一件はその典型的な悪例だと思う。
立憲主義は保守思想が生み出した最良の果実だと思うが*1、左翼政党の党内にも執行部の暴走を縛る仕組みが必要だろう。議会では立憲主義、党内では民主集中制などというのは、執行部にとってのみ都合の良い二重構造だ。
一般のリベラル・左派たちも、個人崇拝の悪弊をいい加減に思い知るべきだ。