kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

祝! 北九州市議選で日本維新の会が現有3議席全てを失う惨敗\(^○^)/

『きまぐれな日々』にいただいたコメントより。

http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1462.html#comment20075

昨日の北九州市議選で、維新が全滅したそうです。
ええ、現職3含む、7候補全員落選。
北九州市という大都市(そういや、ここもラストベルトなのかな)で異臭(あいつらにはこの呼び名で充分過ぎる)が絶たれたというのは、kojitakenさんたちにはいい報せでしょう。

2017.01.30 12:20 ヴォロージャ


もちろん! 最近ニュースを知るのが遅くなりがちなので、コメントをいただいて初めて選挙結果を知ったていたらくですが、朗報です!
そんなわけで、1日以上遅れてしまったが北九州市議選の結果と論評を記録しておく。

下記は地元紙・西日本新聞の記事。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kitakyushu_city_election/article/304678

北九州市議選、自民2減 民進維持、公明2増、維新は全7候補落選
2017年01月30日 06時00分

 今年初の大型地方選挙として注目された北九州市議選(定数57)は29日に投開票された。自民党は改選前より2議席少ない18議席となり、民進党は改選前と同じ7議席にとどまった。公明党は2議席増、共産党は1議席増。日本維新の会は改選前の3議席全てを失った。

 各党が年内にも予想される次期衆院選の前哨戦と位置付ける中、自民、民進与野党第1党はともに勢力を拡大できなかった。投票率は39・20%で、過去最低だった前回の41・95%を下回った。

 定数削減で、2013年の前回よりも4議席少ない57議席を80人が争った。

 自民は前回より1人多い20人を擁立したが、現職2人が落選した。民進はベテラン現職と新人が落選する一方、元職が返り咲き改選前の議席を保った。全7選挙区に候補者を擁立した維新は全員が落選した。

 公明は新人4人を含む13人全員が当選。共産は改選前に議席のなかった八幡東区で新人が当選し、10議席に伸ばした。次期衆院選野党共闘を協議している民進に差をつけた形になり、衆院福岡9、10区の候補者一本化調整に影響を与える可能性がある。

 社民党、ふくおか市民政治ネットワークはともに1議席。無所属は7人が当選した。

 当選者は現職46人、元職1人、新人10人。女性は11人で、過去最多だった09年の9人を上回った。当日有権者数は80万2380人(市選管調べ)。

=2017/01/30付 西日本新聞朝刊=


下記は『広島瀬戸内新聞ニュース』の論評。

北九州市議選共産全員当選、市民派共同候補当選、維新壊滅 : 広島瀬戸内新聞ニュース(社主:さとうしゅういち)(2017年1月30日)

北九州市議選(定数57、前回比4減)は1月29日投開票されました。
自民党は20議席から18議席に後退。公明党が11議席から13議席に増えたため、自公としては現状維持でした。
民進党は7議席で現状維持。日本共産党は9議席から10議席に増え、全区で市議を誕生させました。
社民は公認1議席で1議席減少となりましたが、社民党自由党緑の党で共同推薦した新人の村上さとこさんが当選しました。
日本維新の会は、現有3議席を全て失い、壊滅しました。


投票率は39・20%で、過去最低だった前回の41・95%を下回ったそうです。
全体としてみると、前回北九州でもバカ受けした維新が、壊滅したのが目立ちます。
「反自公、反民共(反既成政党、既成組織)」の受け皿になっていた維新ですが、自民党との距離がこの間目に見えて縮小してしまいました。あまりにも露骨に自民党とくっつきすぎた野党(公明以外)は壊滅する。その典型例になってしまいました。


日本共産党は、引き続き堅調でした。
また、市民派社民党自由党緑の党が共同推薦した村上さんが当選。
「反自公、非民共(もちろん野党共闘はするが)」の受け皿をうまくつくった感じがします。
一昔前は、反自公・非民共のリベラルが、細かい違いで割れまくっていた傾向があります。
「**党は素人集団だから駄目。」
「**党は既成政党出身の政治家がいるから駄目。」
そんな贅沢を言って協力してこずに、選挙のたびに惨敗しまくってきました。
その無限ループをようやく今回の北九州市議選では脱却しました。