kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「大本営発表」の空虚なツイートを発する志位和夫と泉健太の末期症状

 昨日の記事で取り上げた下記ぷろもはん氏の懸念があっさり現実になってしまった。

 

 

 立民代表・泉健太はぷろもはん氏が懸念した通り、下記のツイートを発した。

 

 

 脱力である。

 

 

 三春充希氏がしばらく前に発信したツイートによると、立民の政党支持率は2019年統一地方選時の旧立民の政党支持率よりも高かったらしいから、議席は増えて当然のところ、結果は野田佳彦のお膝元の千葉や枝野幸男のお膝元の埼玉などでは良かったようだが、泉のお膝元である関西ではますます激しく地盤沈下した。全国合計の議席数が実質的に横ばい止まりだったことは、無党派層の投票による上積みが乏しかった昨年の参院選の傾向を繰り返したと評するほかないだろう。

 ただ、統一地方選前半戦では、定数2の岐阜県議選多治見市選挙区で当選しやがった自民推薦の今井瑠々を上回る票を得た判治康信*1がその例だったようなのだが、旧国民民主党から新立民への合流の効果が結構あったためらしい。なお多治見市選挙区では自民公認の新人・友江惇が落選した。私が苦々しく思い出したのは、2007年参院選東京選挙区に立候補した丸川珠代が、あの選挙で吹き荒れた自民党への大逆風で選挙戦中にメディアが流した情勢調査の結果が悪かったことが自民党支持層の同情を買ったのか、自民の現職だった保坂三蔵を蹴落として当選しやがったことだ。東京選挙区では民主・民進系でも同様の例があり、2019年に塩村文夏が山岸一生(現衆院議員)を蹴落として当選した。その山岸の事務所が今井の政界入りに尽力した経緯は以前弊ブログでも取り上げた。今回の多治見市選挙区では今井と友江は本当に大接戦だったようだが、自民党支持者や無党派層の人たちが余計なことをしやがって、と腹が立ってならない。

 山岸がかつて所属していた朝日新聞の報道もすっかりおかしくなっているようだ。

 

 

 立民が維新にすり寄っても維新を利するだけとは弊ブログも繰り返し指摘してきたが、「そんなことを言う奴は『限界系』だ」とのレッテル張りが横行しているのが現状だからどうしようもない。

 

 本当に大敗した共産党志位和夫は、泉よりももっとひどい。

 

 

 

 泉は自らのお膝元である関西での惨敗をスルーした上に推薦の数を足してごまかし、志位はそもそも前回の結果に触れない。立民、共産ともに無惨な「大本営発表」としか言いようがない。

 

 

 

 上記2件は前記志位和夫のツイートへのコメントだが、泉健太にも当てはまることはいうまでもない。

 立民・共産とも党執行部が末期症状を呈した状態で統一地方選後半戦が行われる。

*1:多治見市の維新支持層が一番多く投票したのも判治氏だったらしい。このことは、自民党に不満を持つ人たちが立民や共産ではなく維新に流れるケースが全国的に増えていることを示すものではないかと思われる。