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古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

立民 泉代表 “次の衆院選150議席獲得できなければ代表辞任” (NHK)

 立憲民主党代表の泉健太が「次の衆院選で150議席獲得できなかったら退陣する」と公言した。

 NHKニュースより。

 

www3.nhk.or.jp

 

 以下引用する。

 

立民 泉代表 “次の衆院選150議席獲得できなければ代表辞任”

2023年5月11日 4時14分

 

立憲民主党は、先月の衆参の補欠選挙議席を獲得できなかったことを受けて両院議員懇談会を開き、泉代表は、次の衆議院選挙で150議席を獲得できなければ代表を辞任する考えを示しました。

立憲民主党は、議席を獲得できなかった先月の衆参5つの補欠選挙の敗因を検証するため、10日夜、両院議員懇談会を開き、100人あまりの議員が出席しました。

冒頭、泉代表は「補欠選挙で負けたことは克服しなければならない課題だ。衆議院の解散・総選挙がいつになるかわからない状況で、党の足らないところを強化させていきたい」と述べました。

懇談会は、およそ2時間半行われ、岡田幹事長が、次の衆議院選挙では200以上の小選挙区で候補者の擁立を目指す方針を示しました。

これに対し出席者からは、党としてやりたいことをはっきり発信してほしいといった要望や、統一地方選挙で躍進した日本維新の会とは立ち位置が異なることを明確に打ち出すべきだという意見が出されました。

また、泉代表に対して、目標を掲げて進退をかけるぐらいの意気込みを見せてほしいといった指摘が出されました。

これに対し、泉代表は「次の衆議院選挙で150を下回るようなことがあれば、私はこの立場ではない」と述べ、150議席を獲得できなければ代表を辞任する考えを示しました。

 

立民 蓮舫氏「一番変えなければいけないのは泉代表の認識」

 

立憲民主党蓮舫参議院議員は、記者団に対し「泉代表の指示が去年の参議院選挙での党勢拡大につながっておらず、今回の衆参の補欠選挙でも成果や結果が出なかった。一番変えなければいけないのは泉代表の認識で、何をやりたくて何を発信したいのか、しっかり考えてほしい」と述べました。

 

NHKニュースより)

 

URL: https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230511/k10014063471000.html

 

 普通に考えれば次の衆院選で立民が150議席以上を獲ることなどまず不可能だが、さしもの泉も現在の流れでは維新に野党第一党の座を奪われることは必至とみて、この流れを変えるためには次の衆院選では自ら退路を断って戦うしかないと考えたものだろうか。

 しかしその一方で、おそらく衆院選各選挙区の総支部長を大幅に入れ替えて旧希望の党を含む泉系列の候補を増やそうとしているはずなのに、総支部長が空白になっている選挙区が依然として多いらしいことと整合していないように思われる。

 報道を見ていると、早期衆院解散の流れは着々とできているように見える。岸田内閣支持率も、下記三春充希氏のツイートに見られる通り急激に回復している。

 

 

 しかしこのところ物価も急激に上昇している。そんな局面で軍事費を大幅に増やすなどの政策を行うなど正気の沙汰とは思えないのだが、それをスムーズに進める狙いと、昨年来の統一教会との癒着問題の「禊ぎを済ませた」との口実を作るためにも、岸田としては早期に衆議院を解散したいと考えるのが普通だろう。ツイッター政治おじいちゃんお化け氏の意見は私とは異なるようだけれども。

 

 

 いくら維新に勢いがあると言っても地方の小選挙区自民党候補を破りまくることができるとは全く考えられず、自民党(自公)政権を脅かすには至らないと思われるので、できるだけ長く政権を続けるためにも確実に勝てる今のチャンスを逃す手はないと私には思われる。今後物価や軍事費その他で政権批判が強まれば、政権の安定性はかえって怪しくなる。現在なら維新の勢いも政権を脅かすには至らないし、立民は路線選択の失敗によって、共産は除名問題での自滅によってそれぞれ衰勢にあるので、現在は岸田にとってはまたとない絶好のチャンスだろう。

 しかし下記ツイートではお化け氏に共感する。

 

 

 

 これはどうかなあ。もう維新の方が立民を上回っているんじゃないかと思う。

 

 

 

 そりゃそうだ。私も泉には維新と戦う気など全然ないようにしか見えなかった。だから今まで批判し続けてきた。泉は、立民の政策は維新とほとんど変わらないとまで言ったことがある人だ。