まことん氏のツイートより。
小沢一郎氏「候補者の一本化、野党間での話し合い、調整。これが必要なんだ」→オザーさんは好きでは無いけど、この発言は彼がリアリストである顕れ。「立憲野党による野党共闘」というスキームも、日本共産党の変化を、民主党(当時)の小沢一郎氏が敏感に捉えたから、という一面があります。 https://t.co/DLDLvK7Ghi
— まことん┃SDGsを目指す労働者 (@makotonch) 2023年6月17日
これはどうかな。
小沢一郎のいう「野党」には維新も含まれるんじゃない?
一方、泉健太は共産党は何が何でも排除する立場。維新は泉の本心としては排除どころか共闘したいのに、維新の側がはねつけてきたのが現状ではないかと思う。
結局、小沢・小川・手塚(!)らの理想は「維新も共産も含めた大きな塊」、泉らの理想は「維新を含めて共産を排除した大きな塊」であって、いずれもダメだと私は思う。
下記はツイッター政治おじいちゃんお化け氏のツイート。
小沢さんよりは泉代表の方が大分とベターではあるよなあ。
— ツイッター政治おじいちゃんお化け (@micha_soso) 2023年6月16日
こちらにも同意できない。前述のように泉は本音では維新に未練たらたらだと認識しているからだ。
野党予備選ねー。実際にやったら、支持者が真面目に投票に向かう共産党と、熱心な支持者を持つれいわの候補が想定より善戦して、立憲の有力候補を落としそう。
— ツイッター政治おじいちゃんお化け (@micha_soso) 2023年6月16日
さらに維新も参加した場合、自民党支持者が維新への投票を行いそう。
こちらもどうかな。私は下記堀新氏のツイートに軍配を上げる。
野党予備選というのは「予備選をやれば相対的に立憲の候補がきっと勝つから、他の党に協力させる大義名分になる」みたいな感じで、他党に失礼な発想だと思います。 https://t.co/rtAo9DyJJi
— Shin Hori (@ShinHori1) 2023年6月17日
結局、小沢も泉も小川もことごとく「大きな塊」論者であり、ひいては二大政党制論者、あるいは小選挙区制論者であることが根本的に間違っていると思う。
選挙制度に言及するとすぐに「現実的ではない」とのいちゃもんをつけられるが、ここから議論しなければどうしようもない段階にきていると思う。
なお私は中選挙区制の復活には大反対で、ドイツのような比例代表制をベースにした制度への改変を求める態度をブログ開設以来一貫してとり続けている。
[追記]
宮武嶺氏のブログを見ると、氏も小沢一郎や小川淳也らが維新との選挙協力も視野に入れている、どっちもどっちだと弊ブログよりも早く指摘していた。さすがである。
なお、手塚とか松木も悪い人に決まってますよ! 朝日の有料記事を見たら、確かに手塚仁雄だけではなく松木謙公の名前もありましたね。気づきませんでした。
それから、私も1991年の湾岸戦争当時からのアンチ小沢一郎です。当時は(自宅では)インターネットどころかパソコン通信もやっていなかったので、どこにも発表しない小沢批判の文章を、いつか発表することもあるかもしれないと思ってシコシコとワープロに打ち込んでフロッピーにセーブしていたという恥ずかしい思い出があります。それらはあまりにも稚拙で発表できるような代物ではないので、墓場に持って行くことにしていますが。