ようやく「瑞穂の國記念小學院」とか名誉校長「安倍昭恵」とかの固有名詞がテレビに流れるようになった今日この頃だが、テレビ欄に載っているTBSのワイドショーのタイトルを見てみると、金正恩の差し金によると思われる金正男暗殺と都議会開会・小池劇場の話ばっかりだ。後者はいったい今頃「第何十何弾」なんだろうか。それとももう「第百弾」を超えたかな？
なお小池百合子の追っかけやってるTBS系のワイドショーを制作しているのは確か中日新聞系のCBC（中部日本放送）だったはずだ。東京新聞の「こちら特報部」で小池翼賛を垂れ流した件といい、「小池劇場」にかまけて安倍晋三夫妻・日本会議・大阪維新の会が関与したと思われる森友学園への利益供与の件をスルーするあたりに、このメディアグループのいかがわしさが見てとれると思うのは私だけだろうか。
そんなざまだから、某都会保守のブログが無邪気にも
＜本当は、大阪府議会でも追及して欲しいところなのだが。ふつうなら維新も張り切って追及しそうな問題だけど。松井府知事をはじめ、おおさか維新の府議は、日本会議や安倍シンパの超保守派の人が多いからな〜。(ーー)＞
などと書くのだ。このブログ主も、私ほどひどくはないのだろうが徐々に「情弱」の度合いを強めているようで、それこそ松井一郎をはじめとする大阪維新の会（おおさかじゃなくて大阪だよ！）がこの件にズブズブというかむしろ主犯だろうとさえ言われていることさえどうやらご存知なさそうだ。いつもTBSのワイドショーばかり見ているのではないかと疑ってしまう。もっとも私もこの件を全然把握していないから偉そうなことをいえる筋合いはないのだが。それにしても「ふつうなら維新も張り切って追及しそうな問題だけど」ってどんだけ維新を買いかぶってるんだか（呆）
しかしそれにしても、安倍昭恵の「家庭内野党」とはいったい何だったのだろうか。脱原発に頑張る安倍昭恵を応援しよう！って人士は少なくなかった。最悪だったのは三宅洋平だが、何も三宅だけじゃない。まだ安倍晋三が総理大臣に返り咲く前から安倍昭恵にすり寄っていた飯田哲也なんて人間もいた。マスメディアも朝日系も含めて安倍昭恵の「家庭内野党」ぶりを好意的に紹介していた。市井の「リベラル」の間にも安倍昭恵に好意的な人間など掃いて捨てるほどいた。
