kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

安倍晋三から籠池泰典への「寄付金」の話はちょっと危ないのでは

安倍晋三から籠池泰典への寄付金の話はちょっと危ないのではないか。菅野完は少し前には問題の日に安倍昭恵が講演の報酬を受け取っていてそれは塚本幼稚園のPTAの決算書から推定できると書いていたはずだ。


これと籠池が昭恵から100万円を受領してうち10万円を返した(講演の謝礼としてだっけ?)という話とは整合しないのではないか。

籠池の証人喚問が「アッキード事件版『偽メール事件』」にならないか心配だ。
籠池の証人喚問で野党が「寄付金」問題にばかり焦点を当てることはないと信じたい。それをやったら自爆して敵の「幕引き」を許す恐れが強いと思う。

なお、安倍昭恵が籠池に100万円を寄付した話は、私の心証としては真偽は半々か、それよりは少し高い割合で「本当だった」ように思うが、動かぬ証拠といえるものはまだ示されていないと認識している。昨夜(3/17)の報ステは、菅野完が提供した「裏からライトを当てると『安倍晋三』の4文字が浮かび上がる」郵便貯金の振込用紙の写真は「証拠にはならない」と断定していた。そもそも「安倍晋三」と書いたのは安倍晋三本人ではなく籠池だろうし報ステの判断は妥当だろう。しかも寄付していたとしても犯罪にはならず、安倍晋三の虚偽答弁が問題になるくらいだ。それはそれで安倍の虚偽答弁が証明できれば政権打倒に弾みがつくので大きいが、失敗した時のリスクが大きすぎる。それに少なくとも寄付の件は森友学園事件の核心部ではない。