kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

和田政宗の非常識な質問と、少し前に和田の妄説に乗っかった「りふれは」と菊池誠の大罪

財務省理財局長・太田充が注目された件はもう一つあった。

森友文書改ざん:「安倍政権窮地へ意図的に変な答弁では」 - 毎日新聞

森友文書改ざん
「安倍政権窮地へ意図的に変な答弁では」
毎日新聞 2018年3月19日 19時25分(最終更新 3月19日 23時40分)


参院予算委 自民・和田氏が太田理財局長を攻撃 

 19日の参院予算委員会で、自民党和田政宗氏が財務省の太田充理財局長を攻撃し、太田氏が気色ばんで反論する場面があった。

 太田氏は文書改ざん問題の担当局長。16日の同委では、改ざんの背景に首相答弁の影響があったかを問われて「政府全体の答弁は気にしていた」と答弁。これは「財務省だけの問題」に議論を封じ込めようとする首相官邸や与党の筋書きからは外れたものだった。

 和田氏は19日の同委で「まさかとは思いますけど、太田理財局長は民主党政権時代に野田総理(佳彦前首相)の秘書官も務めていて『増税派』だから、アベノミクスをつぶすために、安倍政権をおとしめるために意図的に変な答弁をしているんじゃないですか」と「質問」した。

 和田氏が話す間、太田氏は頭を激しく振り続け、答弁の際には顔が紅潮して怒りを隠せない様子。「私は公務員として、お仕えした方に一生懸命お仕えすることが仕事なので、それを言われるとさすがにいくらなんでも、そんなつもりは全くありません。それはいくらなんでも、それはいくらなんでも…ご容赦ください」と声を震わせた。

共産党の小池氏「言語道断だ どう喝的質問だ」

 民進党増子輝彦幹事長は記者会見で「こんな質問自体、政治家として恥ずかしくないのか」と和田氏を批判。立憲民主党福山哲郎幹事長も記者団に「非常識極まりない、情けない」と語った。共産党小池晃書記局長は会見で自身の質疑を振り返って「官僚が真実を語っているか、私も煮え湯を飲まされることは多い」と語りつつ、「言語道断だ。どう喝的質問だ。ひどすぎる」と和田氏を批判。「霞が関の皆さんがやってらんないという気持ちになり、敵に回しかねない。法治国家の根幹を否定するとんでもない発言だ。自民党、安倍政権の危険な体質が露骨に表れた」と強調した。【真野敏幸】

毎日新聞より)

この信じ難い和田政宗の暴言に対して、太田充の後ろに座っていた女性官僚が目を剥いて驚愕していた。テレビのニュースでも画像がクローズアップされていたが、画像は下記こたつぬこ氏のツイートでも見られる(テレビの画面をキャプチャした画像)。

https://twitter.com/sangituyama/status/975721345882365957

こたつぬこ
@sangituyama

和田政宗が太田理財局長「おまえは反安倍だろ」と指弾したときに、太田さんの後ろに座っていた若手女性官僚が目を剥いて驚愕した顔をしていたのが印象的だった。あれが全官僚の反応だろうね。

6:11 - 2018年3月19日

この和田政宗という男は少し前まで「次世代の党」及びその後進の「日本のこころを大切にする党」に在籍していた極右だが(初当選時の所属は「みんなの党」)、こいつが発した非常識な質問には呆れるばかりだ。しかし、ここで忘れてはならないことが一つある。それについて少し前に書いた記事から引用する。

財務省、森友文書の書き換え認める(共同通信) - kojitakenの日記(2018年3月11日)より

 この件(森友問題に関する財務省の文書改竄事件=引用者註)に関して、自民党参院議員の和田政宗が「朝日新聞が文書を取り違えていたのではないか」との妄説を垂れ流し、それに高橋洋一だの上念司だの飯田泰之だのといった「リフレ派(りふれは)右翼」の経済学者やエコノミストの連中、さらに彼らに感化された物理学者の菊池誠らが乗っかって馬鹿騒ぎを繰り広げた。彼らが己の低能・無能を晒して踊り狂った醜悪極まりない光景には目を背けたくなるものがあった。願望を事実に一致させようとする空しい努力なのだろうが、傍から見れば、いったい何やってるんだこいつら、としか思えない。

和田政宗の妄説に乗っかった高橋洋一、上念司、飯田泰之菊池誠らは改めて厳しく批判されなければならない。