私は小沢一郎氏が橋下徹氏としばしば接触していることを批判していますが、親小沢派の方々は、「小沢氏は橋下氏と組むつもりはない」と盛んに反論します。私は本当に組むつもりがないかはまだ分からないと思っていますが、仮にそうだとしても、橋下氏と安易に接触すること自体が不見識な行為なのです。
— なうちゃん (@nauchan0626) February 15, 2019
「小沢信者」ってそんなこと言ってるのかと呆れたが、実際に堀茂樹が上記ツイートに噛みついていた。
「なうちゃん」さんの嘘=「小沢一郎氏が橋下徹氏としばしば接触している」。素知らぬ顔で、デタラメ情報をあたかも事実のように拡散してはいけません。近年を通じて、小沢一郎氏と橋下徹氏が接触したのは、昨年の11月7日(前原氏アレンジの会食)、そして今年2月7日(AbemaTV)の2回だけです。
— 堀 茂樹 (@hori_shigeki) February 15, 2019
「近年」がいつからを指すのかはわからないが、少なくとも小沢が橋下と3か月に2回も接触したのは事実だし、まさか3か月前に前原誠司がアレンジしたという会食が初対面だったわけでもあるまい。2012年に小沢が「私の考えは橋下市長と同じだ」と口癖のように言っていたが、その頃にも接触があったに違いない。私が聞いているのは、当時小沢が橋下と並行して石原慎太郎にも接触して(なんたる節操のなさ!)、橋下と両天秤に掛けられていることを知った石原が激怒して自身が橋下と組んでしまったという経緯だ。これは確か故岸井成格が佐高信との共著で言っていた。岸井はこの情報をナベツネから聞いたと匂わせるような発言をしていたと記憶する。
小沢が橋下と組むつもりはないというのは、希望的観測ではないか。小沢一郎は橋下徹に対し、「全野党をまとめるリーダーに」とまでけしかけたというから、担ぐ気満々といった印象すら受ける。「壊し屋」という点で共通しており、この2人が手を組むことに、違和感はない。
— 神子島慶洋⊿ (@kgssazen) February 15, 2019
そりゃ小沢は橋下と組む気満々に決まっている。正確には、「橋下を担ぐ気満々」なのに違いない。だが、かつての石原慎太郎と同様、我の強い橋下の方が小沢に担がれる気など毛頭ないだけの話だ。
まあ私が橋下だったとしても小沢なんかに担がれてたまるかと思うに違いないけどね。なぜなら、海部俊樹、細川護煕、鳩山由紀夫ら、小沢に担がれた人たちの末路をよく覚えているからだ。そういや小沢に担がれて1991年の東京都知事選に出馬して惨敗し、知識人としての名声が地に堕ちてしまった磯村尚徳*1という人もいた。2010年の参院選で小沢に担がれて落選した岡部まりも、大阪・朝日放送(ABC)の『探偵ナイトスクープ』に復帰できなかった。そういやあの番組からひり出された糞が百田尚樹なんだけど、百田は朝日系メディアにおんぶにだっこの人間だった自らの経歴をどう思っているんだろうか。