kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

小沢一郎は橋下徹を「担ぐ気満々」だが、橋下には小沢に担がれる気など全くない

 

 「小沢信者」ってそんなこと言ってるのかと呆れたが、実際に堀茂樹が上記ツイートに噛みついていた。

 

 

 「近年」がいつからを指すのかはわからないが、少なくとも小沢が橋下と3か月に2回も接触したのは事実だし、まさか3か月前に前原誠司がアレンジしたという会食が初対面だったわけでもあるまい。2012年に小沢が「私の考えは橋下市長と同じだ」と口癖のように言っていたが、その頃にも接触があったに違いない。私が聞いているのは、当時小沢が橋下と並行して石原慎太郎にも接触して(なんたる節操のなさ!)、橋下と両天秤に掛けられていることを知った石原が激怒して自身が橋下と組んでしまったという経緯だ。これは確か故岸井成格佐高信との共著で言っていた。岸井はこの情報をナベツネから聞いたと匂わせるような発言をしていたと記憶する。

 

保守の知恵

保守の知恵

 

 

 

 そりゃ小沢は橋下と組む気満々に決まっている。正確には、「橋下を担ぐ気満々」なのに違いない。だが、かつての石原慎太郎と同様、我の強い橋下の方が小沢に担がれる気など毛頭ないだけの話だ。

 まあ私が橋下だったとしても小沢なんかに担がれてたまるかと思うに違いないけどね。なぜなら、海部俊樹細川護煕鳩山由紀夫ら、小沢に担がれた人たちの末路をよく覚えているからだ。そういや小沢に担がれて1991年の東京都知事選に出馬して惨敗し、知識人としての名声が地に堕ちてしまった磯村尚徳*1という人もいた。2010年の参院選で小沢に担がれて落選した岡部まりも、大阪・朝日放送(ABC)の『探偵ナイトスクープ』に復帰できなかった。そういやあの番組からひり出された糞が百田尚樹なんだけど、百田は朝日系メディアにおんぶにだっこの人間だった自らの経歴をどう思っているんだろうか。

*1:磯村尚徳といえば銭湯しか思い出さない人も少なくないだろう。