特に驚くようなニュースではないが、長島昭久が自民党に入党するらしい。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019062101398&g=pol
長島元防衛副大臣、自民入党へ
あの「面舵いっぱい」からもう13年になるのか。
以下、上記ブログ記事から一部を引用する。
(前略)ここは、潔くこれまでの野党共闘路線は失敗であったことを率直に認め、大きく路線転換を図るべきだ。このまま、針路を変えずに参院選挙へ突っ込んで行くのを看過するわけには行かない。
先週の国会混乱の中、「審議を尽くすべし」と叫び、断腸の思いで採決を欠席した。
簡単に復帰するのはいかにも格好悪い、と笑われるかもしれない。(何を条件に審議復帰するか、それこそ国対の知恵の見せ所だ。あまり詳細に書けないが、すでに水面下の交渉が始まっている。)
「簡単に起きるな!」左の耳に悪魔のささやきが。
しかし、有権者の叫びは、右耳に響く。
「面舵いっぱい!」
そうだ、左へ左へ流された『民主党丸』の針路を思いっきり右へ戻さねばならないのだ。
急激な進路変更に、船は軋み、横波が甲板に叩きつけられ、舵を持つ手が震えるだろう。いつものようにマスメディアがあざ笑うだろう。
それでも、勇気を持って面舵いっぱい針路を戻さねばならない。(後略)
出典:https://blog.goo.ne.jp/nagashima21/e/9f9e826a217ef40488e4908580340cd8
いつかこういう日がくるのではないかと当時から思っていたが、10年以上もの時間がかかった。長島としては、世襲王国の自民党では台頭できないから、民主党を右に寄せて「保守二大政党制」の一方の雄たらんとしたのだろうが、長島の右耳に響いた「有権者の叫び」は幻聴だった。そして、ついに自民党入りに追い込まれた。