kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

危うく存在を忘れかかっていた毎日新聞の「えらぼーと」をやってみたら、社民党との一致度が一番高かった

 投票日を9日後に控えた参議院選挙だが、有権者の関心が低く、低投票率になるのではないかなどといわれている。

 ふと思ったのだが、安倍晋三がさんざんフェイクの「解散風」を煽ったのは、衆参同日選挙をやる気満々だと見せかけて、実はやらないことで拍子抜けさせ、同日選だったら8月4日だったといわれる投票日もそれから見れば前倒しして(実際には会期延長がない場合の正規の投票日だったのだが)、参院選を盛り上がらせない戦略だったのではなかろうか。

 私は最初から同日選はないだろうと予想はしていたものの、そんな私でも安倍や自民党首脳があまりに思わせぶりな発言を連発するから、もしかしたら同日選を断行する可能性があるかもしれないと警戒したくらいだ。昨日も書いた通りの国民民主党というアキレス腱を抱える野党も、安倍の「解散風」によって政権批判の勢いが鈍った。まんまと安倍の術中にはまったとしかいいようがない。低投票率になれば、公明票創価学会票)に支えられる自民党が強いことはいうまでもない。

 今回は私も毎日新聞がいつもやっている「えらぼーと」の存在すら忘れていた。どっかのツイートで「えらぼーと」という文字列を見かけたので、そうか、そんなものがあったな、今回もやってるんだろうかとやっとこさ気づいて調べたらやっていた。下記にリンクを張っておく。

 

vote.mainichi.jp

 

 早速やってみたが、「無回答」としか答えようがない設問がいくつもあった。12年前の参院選で初めてこの企画に接した時には新鮮で、ブログで何度も取り上げたものだったが、企画自体が回を追って冴えなくなってきている印象だ。

 私と政党との一致度は、社民党オリーブの木が70%で同率1位、共産党が65%で3位、立民と山本党と労働者党が61%で同率4位だった。自民党とは9%しか一致しなかった。

 今回は「無回答」を選ばざるを得ない質問が多かったから、社民との一致度も70%止まりだったが、私は毎回社民党との一致度が一番高く、今回も例外ではなかった。

 なお、比例区の投票先については、以前に公言したことを改めて、社民党の政党名か、吉田忠智候補以外の個人名のどちらかを書くことにした。理由は、吉田候補が天皇主義者と断定せざるを得ない思想信条の持ち主であることを知ったからだ。社民党にも「古層」が根を張っていることを思い知らされた。

 なお、比例に個人名を、という候補者は、山本太郎や音喜多駿*1をはじめとして多数いるが、政党名を書くのが本来の姿だろうとは思う。選挙区は、その音喜多駿だけは絶対に落としたいので、メディアの終盤の情勢調査を参考にして、今回も前回同様の「戦略的投票」を行うかどうかを決める。行わない場合は社民党の朝倉玲子候補に投票する。

 とにかく、参院選が低投票率になりかねないことが懸念される。

*1:音喜多自身は東京選挙区の候補だから、音喜多が投票を呼びかけている候補者名は、もちろん音喜多自身ではない。