kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「社民幹事長『改憲否定せず』=安倍政権下では反対」(時事通信)

まるで又市征治は『中央公論』に「改憲私案」を発表した細野豪志にすり寄るかのようだ。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017041100609&g=pol

社民幹事長「改憲否定せず」=安倍政権下では反対

 社民党又市征治幹事長は11日の記者会見で、安倍政権下での憲法改正に改めて反対した上で、「憲法一般論として改憲そのものを社民党として否定はしない」と述べた。内容次第で改憲も容認する立場を示したもので、次期衆院選へ向け、柔軟性をアピールする狙いがあるとみられる。
 又市氏は、民進党細野豪志代表代行が発表した改憲私案に関連して発言した。細野氏が提唱した地方自治や教育の項目を例に挙げ、「国民的な合意が得られ、変えた方が良い項目があれば変えた方が良い。中身によるが、必ずしも反対ではない」と説明した。

時事通信 2017/04/11-15:57)

思い出されるのは、鳩山由紀夫が政権を投げ出した2010年6月の民主党政権の政変において、又市が「小沢一郎とつるむ社民党議員」の中心人物であることが明らかになったことだ。私はそれを機に、そのあと2015年までの5年間、選挙で社民党に投票するのを一時止めていた。今回もこんなことを言い出したからにはまた投票先を考え直さなければならなさそうだ。

やはり、「民進の一部と自由と社民の3党合流」は遠くないかもしれない。ただ、それが起きるとしたら民進は間違いなく大きく分裂するだろうが。

それにしても嫌な時代になったものだ。社民党ももはや「護憲政党」とはいえなくなった。