kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

舩後靖彦がTBSラジオでの右翼発言を「釈明」

 下記記事にいただいたコメント。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

Lint

 

舩後氏の釈明が公開されましたね。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1060136934183565&id=100005618055066

釈明としては不十分な感が否めませんが、どうもWGIP関連の妄論にどっぷり浸かっているというよりは、多分モラロジー方面で聞きかじった知識を披露したというレベルのように見えます。そちら方面に親和性があるのは間違いないでしょうけど。

 

 舩後靖彦の「釈明」は下記の通り。

 

TBSラジオの番組での私の発言について説明をさせていただきたく存じます。
放送の後、皆様から色々なご意見を頂きました。ひとえに私の不勉強ゆえの発言です。

先の大戦について、「大東亜戦争」と呼んだことについては、この言葉が持っている様々な意味について、あまりに無頓着だったということです。これは私の未熟さであると気づきました。

また、「重度障害者には生産性がない」という考えが生まれた原因について、GHQが導入した戦後教育を要因としていると取られるような発言をしたことについて、まず戦前から戦後まで行われてきた優生思想の問題やその名残を第一に要因としてあげるべきであったのに、自分が理解していない、「戦後教育の影響」について発言する事になってしまったことで、私の本意ではない印象を与えてしまうことになってことについて心苦しく思っています。

言い訳になってしまいますが、取材の具体的な内容を当日の朝に頂いてから、急いで読み上げ用の文章を作ってしまったために、文章的にも意味が通らない内容になってしまい、それを読み上げて頂いてしまったというのが実際のところです。昨今、大きく報道されていますが、優生保護法に基づいた不妊手術やハンセン病の患者に対する扱いなど、障害者に対して戦後も一貫して、国が行ってきたことを振り返れば、あまりに不用意な発言だったと反省しています。

私が重度障害者になって20年以上になりますが、自分がその境遇に置かれるまでは、国の障害者施策の歴史についても考えたことはなく、自分が当事者になったあとも、現在の境遇の改善については施設の運営を通じて熱心に関心を持ったものの、過去の国の誤りの根本にあるものについて深く掘り下げて行く機会がありませんでした。

今後は歴史的な国の障害者政策の誤りについても思いを致しながら、現在の障害者の生活環境の改善について、努力していく所存です。どうか、お見守りいただけますようによろしくおねがいします。
令和元年8月20日 舩後靖彦

 

 最後の日付に元号を用いていることが所属政党名と整合している。この元号の使用を含め、舩後議員のメッセージは正直言って付け焼き刃の感を否めないが、釈明しただけでも前進したとはいえる。

 但し、舩後議員を批判できなかった「山本太郎信者」(ヤマシン)どもは、この「前進」に何の貢献もしなかった事実は改めて批判されなければならない。