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古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

立花孝志、人口増に「虐殺」言及(共同通信・ハフポスト日本版)

 立花孝志の暴言は記事にするのも気が重いが、書かないわけにはいかないだろう。立花がYouTubeで発した暴言を最初に取り上げたマスメディアは共同通信だったようだ。

 

https://this.kiji.is/550240360080917601

 

N国党首、人口増に「虐殺」言及

ユーチューブ動画で

©一般社団法人共同通信社

 

 NHKから国民を守る党の立花孝志党首が、増加する世界人口への対応に関し「ものすごくおおざっぱに言えば『あほみたいに子供を産む民族はとりあえず虐殺しよう』みたいな」と発言していたことが27日、分かった。動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開された対談で語った。直後に「やる気はないけど」とも付け加えた。

 ジェノサイド(民族大虐殺)を想起させる内容で、与野党から批判が出る可能性がある。

 日本から貧困国住民への教育支援に疑問を呈し「犬に教えるのは無理。犬に近い。世界中の人間には、それに近い人が圧倒的に多い」などと強調した。

 

  立花は上記共同通信の記事に反論したらしい。以下ハフポスト日本版より。

 

www.huffingtonpost.jp

 

 以下引用する。

 

N国・立花孝志党首「あほみたいに子どもを産む民族は虐殺」「差別やいじめは神様が作った摂理」などと言及

立花氏は「そんなつもりはさらさらないし、そんなことをする人には大反対」と釈明している。

NHKから国民を守る党の立花孝志党首が、YouTubeにアップされた対談動画で、増加する世界人口への対応について「あほみたいに子どもを産む民族はとりあえず虐殺しよう、みたいな」と言及した。

その後、自身のYouTubeチャンネルで「そんなつもりはさらさらないし、そんなことをしようとする人には大反対」と釈明。
しかし、「虐殺」発言のあった対談の動画では、貧しい国や地域の人たちを「人間と思えない」と表現したり、「差別やいじめは神様が作った摂理」と話したりと、差別を肯定するような発言を繰り返していた。

■「虐殺しよう、みたいな」

対談は、元大阪府吹田市議会議員の神谷宗幣氏との間で行われたもの。神谷氏は2012年に自民党公認衆院議員選挙にも出馬していた。2015年には無所属で大阪府議会議員選挙に立候補したが落選している。

立花氏は、日本をはじめ先進国の人口が減少傾向にあるのに対し、世界全体の人口は増えていることに触れ「馬鹿な人ほど子供産むから、馬鹿な民族っていうかね」と話した。

そして、「人間の天敵はいないから、結局人間が人間を殺さざるを得ないのが戦争だと思ってる」とし、人口増加の抑制について「殺し合いをしなくていいようなコントロールをとにかくかけるしかないのかなと。ある意味ものすごい大ざっぱに言うと、そういうあほみたいに子どもを産む民族はとりあえず虐殺しよう、みたいな。やる気はないけど、それを目指したら、結局そういうことになるのかな」と言及した。

この発言を9月27日、共同通信が報じると、立花氏は反論動画を掲載し、「虐殺」発言について「そんなつもりはさらさらないですよ、そんなことをしようとする人には大反対」と釈明した。

■「差別やいじめは神様が作った摂理」

一方で立花氏は、神谷氏との対談の中で、人種差別を肯定するような発言を繰り返し行っている。

発展途上国などに対して、日本が教育支援を行うことを提案した神谷氏。「発展途上国、貧しい国行くとカオスなんで、これはちょっとどうもならんなと」と話したのに対し、立花氏は「だって人間と思えないでしょ。申し訳ないけど、別に批判しているとかじゃなくて」と同調した。

さらに、「うちで飼っている猫とあまり変わらない人いっぱいいますよ。そういう人はご飯をあげたら繁殖するんですよ、言い方悪いけど、いっぱい子供産むんですよ、やることないから。避妊に対する知識もないし」と続けた。

また、神谷氏が「人種差別をやめましょう、と世界に日本人が提案したのは日本人の誇るべきポイントだ」としたのに対し、立花氏は人種差別についても「人種差別やめようとは思ったことない」と応じた。

その上で、「差別やいじめは神様が作った摂理だから、本能に対して逆らうことになるでしょ。だって誰かを差別したり、誰かをいじめることによって自分が安心できるっていう、人間持っている本来の摂理なので、それが本当に正しいのかって言うのはすごく疑問がある」と話した。

この発言後、立花氏は「政治家と言う立場でしたらそんなこと言っちゃいけないんだけど。だから政治家やめたいんだけどね。いじめも差別もなくならないと思います」と付け加えた。

 

(ハフポスト日本版 2019年09月28日 11時45分 JST | 更新 2019年09月28日 11時55分 JST

 

 立花がどう「釈明」しようが、立花の発言は一線を越えている。議員辞職相当だ。

 

 平河エリ氏のツイートより。

 

 

 氏は玉木雄一郎をもきっちり批判している。

 

 

 もっとも、今朝(9/30)見ると平河氏はスタンスを少し変えたようだ。

 

 

 それは少し違うのではないか。別の候補者が繰り上げ当選しようが、立花をきっちり除名しておかなければならないのではないか。上記ツイートに反応した下記ツイート種の意見に私は同意する。

 

 

 この件に関しては、玉木雄一郎山本太郎、及び民民・元号党支持者各位を含むこの国に住む人間の一人一人がスタンスをはっきり示す必要があると思う。この「崩壊の時代」の日本においては「隠れ立花シンパ」が多数いるに違いないが、少なくとも議論が必要だ。

 この日記にも以前、「N国党支持者=ネトウヨ」という考えは間違っているという主旨のコメントを寄越してきた人間がいた。また、山本元号党のコアな支持者の中には少なからぬN国党・立花シンパがいるのではないかとの指摘があり、私もそれはありそうな話だと思う。そして誰よりも玉木雄一郎だ。この野党第二党の党首は「隠れ」どころかあからさまな「立花シンパ」だろう。いまだ立花を批判せず、動画の削除もしないという(既にこれらのアクションを玉木がとっているという情報があれば、コメント欄で教えていただきたい。記事本文に追記します)。実にふざけた話だが、民民も「野党共闘」とやらを構成する政党の一つだ。

 「崩壊の時代」は深刻さを増すばかり。