昨日(3/27)、共産党・田村智子議員の質問中に、首相・安倍晋三がまたしてもとんでもない「不規則発言」をやらかしたらしい。田村議員のツイートより。
質問時間の表示がゼロになった途端、私の最後の発言中に、安倍総理は「時間、時間」と自分の腕時計を指差した。公文書改ざんに、苦しみ抜いて命を絶った赤木さんのことを話している時に。本当に一欠片の反省もないのだと見せつけられた。
— 田村智子 (@tamutomojcp) 2020年3月27日
安倍首相が、自身の腕時計を右手指で指しながら「時間が来てるよ」と2度にわたり、笑みを浮かべながら言葉を挟みましたhttps://t.co/oE8HZoM3xV
— 毎日新聞 (@mainichi) 2020年3月27日
政治ライターの平河エリ氏は、普段から「議員には敬意をもって接するべし」と主張している。下記のツイートはその例*1。
意見が違えど議員には経緯を持って接したほうがいいですよ、皆さん。言うても公職者ですからね。
— 平河エリ@読む国会 (@yomu_kokkai) 2020年3月25日
私も、意見は違う方でもできるだけ敬意を持って接するようにしています。(振り込め詐欺グループにキャッシュカード送ったりしない限りは)
その平河氏が昨日の田村議員と安倍の質疑を見て発信したツイートが下記。
総理は本当に人間なのだろうか。我々はとんでもない怪物を目にしているのかもしれない。今日の答弁はそう思わせるほどの酷さでした。 https://t.co/8v0vvgNhEV
— 平河エリ@読む国会 (@yomu_kokkai) 2020年3月27日
久々に、昔読んだ浦沢直樹の漫画『MONSTER』(小学館, 1994-2002)を思い出した。
双子の妹に「絶対悪」と言わしめた怪物。
自らが引き起こした殺し合いを、階段の上から冷徹に見下ろす怪物。
その怪物は自らの額を指さし、自らを撃てと促したが、現代日本の「MONSTER」安倍晋三が指さしたのは、自らの左腕にはめている腕時計だった。自己の怪物性を自覚していると思われる漫画に出てくる怪物よりもずっと醜悪だ。
背筋が凍ってきたので漫画の話はこれくらいにしておく。
この非常時にこんな奴が総理大臣の座にいることこそ、最大の「国難」だろう。
*1:最初の方で「経緯」とあるのは明らかに「敬意」の誤変換。