今日(3/27)日本で新たに確認された新型コロナウイルス感染者は、プロ野球・阪神タイガースの2選手*1を合わせて100人を超えたとのことだ。東京都では夕方まで40人の感染が確認された。
しかし、東京都で本当に問題なのは、3日続けて40人を超えた感染者よりも、検査を受けた人数(検査実施人数)に比べて判明した感染者が多すぎることだろう。
昨日(3/26)判明した感染者数は47人だったが、検査実施人数のデータは今日東京都の下記サイトにアップデートされた。
昨日の「検査実施人数」は87人だった。これに対して感染者数が47人だから、陽性率は実に54%に達した。
昨日までの累計は、検査実施人数2269人に対して陽性患者数259人だから、陽性率は11.4%だが、これはここ数日で数字が跳ね上がったものだ。これまでの日本全国の累計では陽性率は約5%だが、東京都の累計はその倍以上、そして昨日の東京都の数字は実に約10倍に達している。
どうしてこんな数字になっているのか。東京都には説明責任があるのではないか。