kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

名古屋市で新型コロナ「感染爆発」の恐れ強まる。7/25の陽性率、なんと65%か?

 私は大阪府で生まれて兵庫県で育ち、現在は東京都に住んでいるので、どうしても関心の中心は東京を中心とした首都圏、それに次いでは大阪を中心とした関西、さらに過去に住んでいた中国・四国地方の順番になり、全国3番目の都市圏である中京地区への関心がおろそかになりがちなこともあって今まで気づかなかったが、名古屋市新型コロナウイルス感染症の感染状況が大変なことになっているようだ。

 

 上記サイトから、名古屋市の検査状況のデータ(CSVファイル)へのリンクが張られているが、そのデータを見て仰天した。22日以降の陽性者の確認状況がすさまじいことになっている。

 

 22日は検査実施人数157人に対して陽性者数が44人、陽性率28%。

 23日は検査実施人数208人に対して陽性者数が62人、陽性率30%。

 24日は検査実施人数71人に対して陽性者数が38人、陽性率54%。

 25日は検査実施人数54人に対して陽性者数が35人、陽性率65%。

 

 少なくともCSVファイルを見る限り、上記のように読めてしまう。

 これまでの累計でも、検査実施人数5,607人に対して陽性者577人だから、陽性率10.3%という高率に達しているが、ここ4日はひどいし、その中でも昨日と今日はいずれも「5割超え」の超高率を記録している。これが何を意味するかというと、もちろん「検査数が全く足りておらず、名古屋市内には未検査の感染者が間違いなく多数いる」ということだ。

 緊急事態宣言が発令された頃の東京都の陽性率も30%台とか40%台などという、惨憺たる数字を見た記憶があるが、その当時の東京都よりも今の名古屋市の方がひどいのではないか。

 少なくとも名古屋市長・河村たかしは何らかの説明をする責任があるだろう。

 愛知県の大村秀章知事は、東京都知事小池百合子だの大阪府知事の吉村洋文だのと比較すればよほどマシな新型コロナ対策をやってきたように見えたが、愛知県には右翼にして新自由主義者が長年牛耳ってきた、名古屋市という「獅子身中の虫」がいたのだった。コロナとは関係ないかもしれないが、このところ河村は、高須克弥とつるんで大村秀章を追い落とすことにばかり熱心だった。昨年には「あいちトリエンナーレ」の一件で問題を引き起こした。

 そんな河村は、いかにも新自由主義者らしく、新型コロナ対策には全くの不熱心を極めていたに違いない。

 その結果、名古屋市での感染爆発の危機を招いた。

 河村の責任は極めて重い。