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古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

日本国内での新型コロナウイルスによる致死率が2.4%に上昇

 日本国内での新型コロナウイルスによる致死率が2.4%に上がった。

 NHKニュースより。

 

www3.nhk.or.jp


 以下引用する。

 

国内感染確認1万1154人 20日の死者 25人で最多に

 

20日は東京都で102人の感染が確認されるなど、31の都道府県で合わせて347人の感染が新たに発表されました。国内で感染が確認された人は、チャーター機で帰国した人などを含めて1万1154人となっています。このほかクルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせると1万1866人となります。また、東京都で6人が亡くなるなど20日、12の都道府県で25人の死亡が新たに発表され1日の死者数としてはこれまでで最も多くなりました。

亡くなった人は、
▽国内で感染した人が263人、
▽クルーズ船の乗船者が13人の合わせて276人となっています。
(後略)

 

NHKニュース 2020年4月21日 0時06分)

 

出典:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200420/k10012396041000.html

 

 263を11154で割れば0.00236。約2.4%だ。致死率がじわじわ上昇している。

 

 率だけではなく、数もずいぶん増えてしまった。日本で確認された陽性患者数は、ついに韓国を抜いた。

https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6

 

 韓国で確認された陽性患者は10674人、死者は236人だから、致死率は2.2%になる。日本国内での致死率は、再び韓国より高くなった。再び、というのは、日本での致死率は一時3.7%程度まで上がっていた時期があるからだ。それは感染の第1波の頃で、その後第2波の感染が見られるようになって陽性患者数が急増すると、日本での致死率は急速に下がり、一時は1.7%程度にまで下がっていた。しかし、その頃に指摘した通り、それは感染拡大期の初期に見られる現象に過ぎなかった。ドイツでは、検査数を一気に増やし始めた当初には致死率は0.2%程度だったため、ずいぶん称賛されたものだ。

 そのドイツでの致死率は、現在では3.2%にまで上がっている。

 やはり、検査数を増やすことも大事だが、人の流れを止めることはもっと大事なのだ。