kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

昨日(5/4)のCOVID-19による国内死亡者は20人、致死率は3.65%に

  NHKの報道によると、昨日(5/4)、日本国内で新たに確認された新型コロナウイルス感染症の陽性者は176人、死亡者は20人だった。新たに確認される陽性者はずっと低下傾向にあるが、死亡者数は高止まりしている。

 死亡者数の高止まりはどの国でも人の移動を抑えて感染者が減る時期に見られる現象だ。死亡者数は新たな陽性者の数が減ってから遅れて減り始めるうえ、減り方がゆっくりなのだ。だからこの時期には致死率が跳ね上がる。昨日も20人の死者が出たので致死率は3.65%*1(=556/15253)となり、4.14%のドイツとの差はまた縮まった。ドイツとの差は少し前には1ポイントほどあったが、あっという間に差が半分になった。ドイツは致死率の上がり方がかなり緩やかになったと思われる。韓国でさえまだわずかずつ致死率が上がり続けているが、その割合はきわめて緩やかだ。人口当たりの死亡者数では、日本は韓国の約90%になった。この数字はいずれ100%を超えるだろう。なお日韓の人口比は、2018年の値である2.44で計算している。

 下記はNHKの報道へのリンク。

 

www3.nhk.or.jp

*1:0.03645なので四捨五入では一昨日と変わらず3.6%。