緊急事態宣言の延長は、どうやら5月31日までになるらしい。この日が月末の日曜日であることから、私は1週間ほど前に某所で「5月31日までの延長になるのではないか」と予想していたのだった。まあ同じ予想をした人は結構多いかもしれない。下記はNHKの報道。なお一昨日公開した記事に書いた通り、安倍内閣はこの延長期間の終了後、直ちに総辞職すべきだというのが私の意見だ。
同じNHKの報道によると、憲法記念日の昨日(5/3)は、201人の陽性者と19人の死亡者が発表された。致死率は3.55%(=536/15078)となった。東京都では陽性者91人、死亡者4人だった。
いつもやっている他国との比較では、ドイツの死亡者が6845人で致死率は4.14%、韓国の死亡者が250人で致死率は2.32%*1。日本での致死率はドイツと韓国の中間だが、どんどんドイツの数字に迫ってきた。また日本と韓国の人口当たりの死者数については、日本は韓国の約88%にまで迫った。ネトウヨはこの数字で勝ち誇るのはいい加減にやめた方が良い。
なお緊急事態宣言と憲法に緊急事態条項を設けることとは違う。それはいつだったか、緊急事態宣言発令前にたまたま見た「モーニングショー」で玉川徹も言っていた。玉川氏は、憲法への緊急事態条項書き込みには反対だが、コロナ特措法に基づく緊急事態宣言は対象が限定されているので発令しても良いと思うと言っていたのだった。3月下旬頃の放送だったと思う*2。私はコロナ特措法の新設には反対だったが、あの頃「賛成を決めた党の決定に造反した山尾志桜里(当時立民)や福島瑞穂(社民)に拍手を送ろう」という一部の意見には賛同できなかった。ことに山尾は不純な動機から発したスタンドプレー丸出しだったから、この日記で厳しく批判したものだ。そもそも山尾は小林よしのりとつるむ熱心な改憲論者ではないか。こんな人を持ち上げた一部の「リベラル」はどうかしていたと思う。あの法律で一番批判すべきは、本来あんな法律を立法する必要など全くなく、既存のインフル特措法(民主党・野田政権時代の2012年4月に成立)を適用できたのに、安倍晋三と同類のネトウヨ的思想信条を持つ今井尚哉に引っ張られる形で*3与党が無駄な立法をしたことにある。あれで貴重な時間を無駄にして、それが感染の拡大につながった。安倍内閣が総辞職すべきである理由の一つになる。