この件だが、「否定しなかった」だけで話題になるのはそもそも変だろう。時事通信より。
以下引用する。
橋下氏入閣、否定せず 菅官房長官
2020年09月12日16時29分
菅義偉官房長官は12日の日本記者クラブ主催討論会で、自民党総裁選に勝利した場合、新内閣の閣僚に橋下徹・元大阪市長(日本維新の会前代表)を起用する可能性を問われ、「いや、私知りません。いずれにしろ、それは首相になってから考えることだ」と答え、否定しなかった。菅氏は安倍晋三首相とともに橋下氏と定期的に会食しており、5日の民放番組では「改革の道筋を付けた」と橋下氏の行政手腕を評価していた。
(時事通信より)
菅義偉が維新と近いことは周知だし、それ以前には竹中平蔵と近いことも取り沙汰されていた。最近、菅のスローガンとして「自助」がクローズアップされているが、菅が極端な新自由主義者であることは間違いない。
しかし、それと同じくらい間違いないことは、次期菅政権は発足時の内閣支持率が最高で、以後は支持率が落ち続けるしかないという、2006年発足の第1次安倍内閣から2011年発足の野田佳彦内閣までずっと続いたパターンの政権になることだ。従って、菅内閣の官僚になることは、橋下徹にとってはメリットとデメリットをはかりに掛けた時、デメリットの方がずっと大きいことは絶対に間違いない。
橋下徹はそんな選択はしない。奴は、泥船には決して乗らない。