数日前に見かけたこのツイートには笑ってしまった。
「前菅」・「後菅」 https://t.co/H4TfWB4arg
— 侘助 (@minoruno) 2020年9月9日
下記は上記ツイートへの反応。
前菅と後菅の間に晋が挟まってるのもポイント高い
— 玲輔 (@reisuke199710) 2020年9月9日
これもうまい。
しかし、残念ながら各時代の長さの比が、中国史と現代日本史とでは全く異なるのだった。
前漢(ぜんかん)は紀元前206年から紀元(西暦)8年まで213年間続き*1、後漢(ごかん*2)は西暦25年から同220年まで195年間続いたとされる。これに対し、王莽(おうもう)が建てた新(しん)は、確かに前漢と後漢との間に挟まれてはいるものの、西暦8年から同23年までの15年間しか続かなかった。
日本現代史では、あまり書きたくないが「前菅」(ぜんかん)は2010年6月8日から2011年9月2日までの1年3か月間しか続かず、「後菅」(ごすが?)はおそらく2020年9月16日から2021年9月某日までの1年0か月間しか続かないだろう。しかし、戦後史上でも間違いなく最悪の政権だった「晋」(しん)は2012年12月26日から2020年9月16日まで、実に7年9か月間も続いてしまった。長さの比は中国史とは「真逆」(まぎゃく)だ。2012年末に第2次安倍内閣が発足した時には、「真逆」(まさか)こんなことになろうとは夢にも思わなかった。痛恨の極みだ。
この後は、みんな大好き三国時代となり血で血を争うことになるのですね、わかります
— ぜふぁ~ (@2m3Lw87pfJzOuOj) 2020年9月9日
これは、本当にそうなりそうだから恐ろしいというべきか。