kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「前菅」と「後菅」の間に「晋」が挟まっている!?

 数日前に見かけたこのツイートには笑ってしまった。

 

 

 下記は上記ツイートへの反応。

 

 

 これもうまい。

 しかし、残念ながら各時代の長さの比が、中国史現代日本史とでは全く異なるのだった。

 前漢(ぜんかん)は紀元前206年から紀元(西暦)8年まで213年間続き*1後漢(ごかん*2)は西暦25年から同220年まで195年間続いたとされる。これに対し、王莽(おうもう)が建てた新(しん)は、確かに前漢後漢との間に挟まれてはいるものの、西暦8年から同23年までの15年間しか続かなかった。

 日本現代史では、あまり書きたくないが「前菅」(ぜんかん)は2010年6月8日から2011年9月2日までの1年3か月間しか続かず、「後菅」(ごすが?)はおそらく2020年9月16日から2021年9月某日までの1年0か月間しか続かないだろう。しかし、戦後史上でも間違いなく最悪の政権だった「晋」(しん)は2012年12月26日から2020年9月16日まで、実に7年9か月間も続いてしまった。長さの比は中国史とは「真逆」(まぎゃく)だ。2012年末に第2次安倍内閣が発足した時には、「真逆」(まさか)こんなことになろうとは夢にも思わなかった。痛恨の極みだ。

 

 

 これは、本当にそうなりそうだから恐ろしいというべきか。

*1:紀元ゼロ年はないはずなので、引き算は214ではなく213になると思うのだが、これで良いのだろうか。

*2:国史には、後漢(こうかん、947-950)というのも出てくるから面倒臭い。