仕事が忙しかったために2日半ブログの更新を休んだが、その間新型コロナウイルス感染症の陽性者数が急増した。東京都では昨日（18日）に493人、今日（19日）に534人の陽性者が確認されたと報じられ、全国でも昨日は2,200人以上、今日は2,300人以上の陽性者が確認された。
その影響が、自宅から近いスーパーに表れた。さっき行ったら、昨日から臨時休業していた。従業員から新型コロナ陽性者が出たためらしい。
既に第2波の頃から、勤務先の近くのオフィスやスーパーに陽性者が出ていたし、今にして思えば第2波から第3波への過渡期だったと思われる10月上旬にも、勤務先の同じビルから陽性者が出ていたが、自宅からすぐ近くにあるスーパーから出たとなると、一段と脅威が迫ってきたと感じる。
やはり過激な新自由主義者である菅義偉を総理大臣にしたことは、自民党が犯した大きな誤りだった。菅はネオリベの大義に従って「感染は自己責任、『経済を回す』ことが最優先だ」とばかりに、陽性者が増えても引き締めには一切動かず、規制を緩める方向性を全く変えなかった。これが傷口を大きく広げた形になっている。前にも書いた通り、感染が拡大したら素早く引き締め、減ってきたら素早く緩和する機動性こそ現在のような非常時における政権にはもっとも必要なのだが、菅は頭が相当悪いらしく、このことを全く理解していないようだ。
総理大臣が菅でなければ近所のスーパーが臨時休業にならなかったとまでは言わないが、無策を続けてきた菅の責任が極めて重いことは絶対に間違いない。
