kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「東京五輪が医療にお世話にならなくてもすむような態勢を構築する」と寝言を言う橋本聖子(呆)、蓮舫に五輪選手と「日本人」の命のどちらを優先するかと質問されて答えられず、答弁で呪文を唱え始めた菅義偉(呆)

 一昨日(5/12)、橋本聖子がついに「東京五輪医療にお世話にならなくてもすむような態勢を構築する」などという寝言を言い出した。以下朝日新聞デジタルより。

 

news.yahoo.co.jp

 

医療態勢、具体数は答えず 五輪組織委、再三の質問にも

5/12(水) 23:38配信

 

 開催まで70日あまりとなった東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会橋本聖子会長と武藤敏郎事務総長は12日、オンラインで開かれた国際オリンピック委員会IOC)理事会後の記者会見で、大会時に想定している医師や看護師などの数について記者から繰り返し質問されたが、具体的な数字は明らかにしなかった。

 組織委はこれまで、大会時に計1万人の医師や看護師らの医療従事者が必要としているが、詳細は明らかにしていない。

 この日の会見でも「観客数が5割になった場合や、無観客になった場合の医療従事者の想定はどれくらいか。示せない場合は理由も聞かせて欲しい」などと問われたが、武藤事務総長は「(観客数や参加する関係者の数など)いくつかの未定の要素があるので、それらの要素が固まっていくと同時に、態勢がどのようになるかを考えていきたい」と述べるにとどめた

 組織委は会場のある自治体を中心に、選手や関係者が新型コロナウイルスに感染した時に受け入れる病床の提供を求めているが、難航している。12日には茨城県大井川和彦知事が記者会見で「県民より選手を優先できない」と述べ、断ったと表明。11日には神奈川県の黒岩祐治知事が同様に断ったと明かしている。

 橋本会長はこの点について、「できる限り支障を来さないように、万全のコロナ対策を講じ、医療にお世話にならなくてもすむような態勢というものをできるだけ早い段階で構築をしていかなければいけない」と述べた。

 組織委はこの日のIOC理事会で「陸上、バレーボール、マラソン、飛び込みの四つのテスト大会では海外を含む700人の選手や6千人の運営関係者が参加し、安全に開催された」などと報告。橋本会長は「大会開催にあたり、IOC理事会の全面的な支持を得ることができた」と述べた。

 組織委のIOC理事会への報告は、午後7時半から始まり、会見は午後8時15分から行う予定だった。だが、会見が始まったのは午後10時前だった。この点について問われた武藤事務総長は「特段、長くなったという認識はしていない」と説明した。(前田大輔

 

朝日新聞デジタルより)

 

出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/7021a99692595cf7fb635078b1e77b86dc25d9fa

 

 「医療にお世話にならなくてもすむような態勢を構築する」ことは簡単だ。東京五輪を開催しなければ良い。そう思う人が大半ではなかろうか。

 私は橋本聖子が現役アスリートだった時代から、自己顕示欲の強さばかり目立つこの人が大嫌いだった。もともとこの人の面の皮の厚さは半端ではない。しかし今回の発言はここまで五輪開催を強行しようとする人たちが追い込まれていることを示す以外の何物でもないだろう。橋本の立場は、常人の神経であれば到底耐え切れないものに違いない。厚顔無恥な橋本にして初めて発することが可能だったトンデモ発言だ。

 東京五輪に関しては、4日前(5/10)の国会で菅義偉蓮舫の質問に答えることができず、突如呪文を唱え始めたようにしか見えなかった異様な質疑があった。以下毎日新聞より。

 

news.yahoo.co.jp

 

命か、五輪か 答えぬ首相 ツイッターで「国会騒然」トレンド入り

5/11(火) 21:45配信

 

 東京オリンピックパラリンピック期間中の新型コロナウイルス対応を巡り、菅義偉首相が国会でちぐはぐな答弁を続けて話題になっている。ツイッターでは「壊れた」「怖い」という投稿が飛び交い、「#国会騒然」とハッシュタグ付きのワードがトレンドに入った。読み上げる原稿を間違えるほど疲れているのか。ただ、国会をウオッチする識者からは「追及をしのぐための戦略」を疑う声もある。【生野由佳/デジタル報道センター】

 

 ◇国民とオリパラ選手、どちらを優先?

 

 異変は10日午後に開かれた参議院予算委員会で起こった。立憲民主党蓮舫代表代行が、新型コロナ感染者の増加により医療機関の病床が切迫している現状を踏まえ、こんな趣旨の質問をした。「今は救急搬送されにくい人が増えている。オリンピックに出場する選手と一般の日本人なら、どちらが優先して運ばれるのか」。提供できる医療が限られてしまうことが予想できるため、一般の国民と外国人選手にどう対処するのか、その考え方を問う内容だった。

 

 菅首相は、蓮舫氏の前に質問に立った議員への答弁に説明を補足したうえで、こう切り出した。「具体的な方法として、例えば海外の選手なりですね、行動規範を原則として宿泊施設より競技会場などに限定します」。マスク越しでも分かる苦笑いを浮かべ、頭を抱える蓮舫氏。野党席はヤジより先に、ざわつき始めた。それでも菅首相にひるむ様子はなく「その上で一般の日本人との接触を厳に回避するため、それぞれの場所での動線分離を徹底、そして移動方法を原則、専用車両に限定するなど……」と続けた。

 

 野党議員から「質問と(答弁)原稿が違うぞ」「おかしいだろう」と、ようやく激しいヤジが飛んだ。菅首相はやや語気を強めてこう結んだ。「厳格な行動管理を実施しますので、そうした可能性は極めて薄いと思います」

 

 ◇抗議を横目に、答弁を継続

 

 国会では、首相や閣僚が議員からの答えにくい質問に真っ正面から答えず、のらりくらりと受け流すことが珍しくない。菅首相の答えから、逆に質問を想定するならば「外国人選手がウイルスを持ち込んで日本人に感染させる恐れはないのか」だろうか。しかし蓮舫氏の質問には、そのようなニュアンスが全くなかった。

 

 菅首相の答弁が終わる前に、蓮舫氏は「嫌だ、やめてください」と訴え、委員会で理事を務める議員が委員長席に詰め寄った。首相はそれを横目にしばらく答弁を続け、終わると自分の席に戻った。そこから質疑は一時中断した。

 

 質疑が再開されると、蓮舫氏はまた救急搬送の優先受け入れについて同様の質問をした。委員長から答弁するよう指名されたのは菅首相ではなく、なぜか丸川珠代五輪担当相。再中断の後、ようやく答弁に立った菅首相は、オリンピック選手の行動ルートは国民の日常生活と切り離すことを強調し、「外国の選手は管理の中で対応したいと思っています」と答えてその場をしのいだ。

 

 ◇「国民が怒るレベル」「いつものこと」

 

 国会中継の途中からツイッターには関連する投稿が相次ぎ、翌11日にはツイッターで「国会騒然」がトレンド入り。さらに実際に中継された動画が拡散されると、批判するコメントがあふれた。「官僚から間違った原稿を渡されたとしても、普通は読んでいるうちに気づくだろう」「野党の質問は聞いていないという証拠」「野党ではなく国民が怒るレベル」。また「いまさら驚かない。答弁が真摯(しんし)でないのはいつものこと」「安倍首相時代から、ずっとこんな調子で驚きはしない」と諦めに近い声も上がった。一方で「疲れるとミスは出る」と擁護したり、蓮舫氏を「日本人と外国人、どっちの命と問いかける質問もひどい」と批判したりする投稿もあった。(後略)

 

毎日新聞より)

 

出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/62db541db9395cd07dacc7d7a242d66f7f870e99

 

 引用部分の最後に、蓮舫の質問に関する「日本人と外国人、どっちの命と問いかける質問もひどい」との感想もあったが、私も「菅義偉は論外だが蓮舫もひどい」と思った。と同時に、かつて台湾籍だった蓮舫の「二重国籍」を右翼ばかりか松木謙公らの小沢一郎一派に加えて、その尻馬に乗った阿部知子からも言いがかりをつけられた一件を思い出した。下記は弊ブログが5年前に公開した記事。

 

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 こういうことがあったから、先の衆議院北海道2区の補選で松木謙公が国会議員に返り咲いたことを、正直言って私は苦々しく思う。あんな人間を国会に戻すべきではなかった。しかし、蓮舫が「日本人と外国人の命の重さを比較した」と言われても仕方ない質問をしたことはやはり問題だ。

 とはいえ論外なのはやはり菅義偉であって、菅が蓮舫の質問に答えず呪文を唱え始めたことは、菅が人命よりも東京五輪開催を優先していることを認めたに等しい。東京五輪の開催とは、人命をなんとも思わない人間にしかなし得ない所業なのだ。

 だから、東京五輪は絶対に開催してはならない。