kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「消費減税研究会」の講師に竹中平蔵のお仲間の新自由主義者・鈴木亘を呼んだ主犯は馬淵澄夫だろうが、山本太郎に諌言できない支持者たちも大問題

 「消費税減税研究会」が会合の講師に竹中平蔵のお仲間である新自由主義者鈴木亘を呼んだ件*1だが、下記一連のツイートが指摘する通り、主犯は馬淵澄夫立憲民主党衆院議員)だろう。

 

 

 

 

 馬淵澄夫は、民進党右派がブイブイいわせていた頃の同党右派の代表的な政治家の一人だった。馬淵は、細野豪志長島昭久とつるんでいた。

 

 

 ところが「敵味方思考」しかできないヤマシン(「山本太郎信者」)は、そんな馬淵を手放しで賛美してしまう。

 

 

 思うのだが、こういう支持者(あるいは「信者」)が山本太郎をスポイルしているのであろう。上記ツイート主などその最たる例だ。

 山本の熱心な支持者はよく、「山本太郎さんは賢いから間違わない」と宣うが、私の見るところその認識は大間違いであって、山本太郎は「朱に交われば赤くなる」傾向がきわめて強い人間だ。彼はすぐに仲間に「忖度」してしまう。だから、脱原発の信念を棚に上げて電力系議員に配慮したり、陰謀論を信奉する支持者に忖度して、自らの「人工地震」のツイートを未だに削除しない。

 私など、山本太郎は頭の良い人間だから、本気で陰謀論など信じていないに違いないと推測している。しかし彼には、陰謀論を信奉する支持者を思いやってしまう「優しさ」があるのだ(笑)。

 こういう政治家に対して支持者がとるべき態度は「言うべきことをガツンと言う」ことに尽きる。つまり支持者たちは山本太郎に対して、馬淵澄夫と手を切れと諌言すべきのだ。しかし彼らは「山本太郎ハ神聖ニシテ犯スヘカラス」とでも思っているのか、自ら信奉する教祖に対して言わなければならないことを言わない。

 かくして政治家はスポイルされていく。

 馬淵澄夫など、極右かつ新自由主義に大甘の政治家であって、山本太郎にとっては百害あって一利なしの人間だ。かつて消費減税研究会が高橋洋一を呼んだ時の経緯を調べていた時にわかったことだが、あれを主導したのは間違いなく馬淵だった。そのことから類推すると、鈴木亘を呼ぼうと言い出したのも必ずや馬淵に違いあるまい。馬淵は、山本がまっとうな政治家になりたいのであれば、可及的速やかに手を切らなければならない政治家だ。

 だが、今の山本太郎の支持者たちの質が悪すぎる。それは現在の山本太郎自身の限界でもあると正直言って私は思うが、現在のようにずるずると馬淵と付き合い続けているようでは、山本太郎の未来は限りなく暗い。

*1:今回だけでなく、以前にも鈴木亘を呼んでいたようだ。