昨日(6/22)の東京都での新型コロナウイルス感染症新規陽性者数は435人で、先週の337人と比較して98人、率にして29%も増加した。7日間移動平均でも108%、つまり8%増加した。その東京都に引っ張られる形で、日本全国の新規陽性者数も1週間前(6/15)より20人増えた。東京都以外では78人減ったのに、東京都が98人増えたものだからトータルでも増えてしまったのだ。
6月22日(火)の東京都における新規感染者報告数は435人でした。週平均の対前週比は108%です。先週の火曜日は337人だったので単位人口当たりの週累計が増加し20.41人になりました。本日は東京都で5人の死亡者が公表されています。先週同日比で100人近く増えてしまいました。もう第5波確定っぽい😟 pic.twitter.com/LEP7C7qnpQ
— Noguchi Akio (@Derive_ip) 2021年6月22日
東京五輪のウガンダ選手団は、大阪に移動したあとになって「濃厚接触者」判定を受け、吉村洋文がブーブー文句を言っていた。しかし、他の人が言うのならともかく、年初に「医療の限界まで経済を回す」と公言した吉村が言うのでは「お前が言うな」としか思えない。その大阪でも新規陽性者数の下げ止まりの気配が出てきた。
これで具合が悪くなったのが東京都知事・小池百合子だ。小池は体調不良を訴えて急遽「入院」した。時あたかも都議選の告示(25日)を3日後に控えていた。都議選が始まれば、小池は都民ファ□ストの会を支援するかどうかの判断をしなければならない。都議選では都ファの惨敗は目に見えている。時期を同じくして、東京五輪を前にして東京都の新規陽性者数が目に見えて増えてきた。
小池は都議選での敗北から「逃げ」、それとともに陽性者急増と五輪に関する追及からも「逃げた」のではなかろうか。そう勘繰りたくなる。
かつて「小池都知事と民進党の連携にちょっとワクワクする」と書いたブログの運営者などは、小池を本気で心配するブログ記事を公開したが、私はとてもではないがそんな気にはなれない。